バンコク@タイ王国 2015.10 1日目
出発の便は羽田 00:25 発.と言う事で,仕事を終わらせて一旦家に戻り,それから荷造りを始める.
羽田は自分の生活圏内にとっては,やはり便利.
とか言って,お陰で財布忘れる.バカ.
チェックインを済ませてのいつものビール.
タイへの到着は早朝.
と言う事で,朝ごはんは機内.
"蕎麦" と言われてましたが,どちらかと言うとラーメンっぽくあり.ラーメンを蕎麦の麺ツユで,わさび乗せつつ食す感じです.
麺にご飯,がっつりと何気ニューウェイブだったりします.そんな朝食でした.
ご馳走様です.
チャオプラヤー・エキスプレスボート → ワット・プラケオ
タイはスワンナプーム国際空港 Suvarnabhumi International Airport / ท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ 国際空港へ到着,まず最初に宿へ移動し荷物を預けさせてもらって行動開始.
観光の第一弾は遺跡,『ワット・プラケオ Wat Phrakeaw / วัดพระศรีรัตนศาสดาราม』.
アクセスの手段として,チャオプラヤー・エキスプレスボート Chao Phraya Express Boat / เรือด่วนเจ้าพระยา と言う船を使うのだと仰います.
移動は "便利" と "安心" をとって原則,高架鉄道 BTS か地下鉄 MRT と思っていたのですが,どうやらこのワット・プラケオへのアクセスに,BTS,MRT はいずれも決して有効な手段でないらしく.かと言えバスやタクシーは難易度高いし,渋滞などと言う要因も面倒,と言う事で,どこで知ったのか知らんですが,舟を使うのが良いらしいと.
素晴らしい.この辺りは完全にお任せです.
行き先と料金は券売機とかというシステムではなく,船頭さんと言うか集金係のスタッフの人と直接遣り取りをする形式のようなのです.互いの共通言語は完全にすれ違いの関係だし,しかもそのタイミングと言うのが轟々と河を走っている中でのやりとりと言う事でビビっていたのですが,向かいたい場所の名称をカタカナタイ語でも伝えれば分かっていただけた様子.
BTS は サパーンタークシン Saphan Taksin / สถานีสะพานตากสิน って所まで行き,程なく歩くと船の波止場があって,サトーン船着場 Tha Sathorn / ท่าสาทร と言うのだそう,そこから チャン Tha Chang / เรือด่วนแห่งแม่น้ำเจ้าพระยา というポイントへ移動.ターゲットの船着き場の番号が "N9" だと言うので,必死でそれを見逃さないよう...
で,ワット・プラケオ.
観るには観ましたけど...印象は,となると「中国のツアー客に疲れた」と言うのが先にあって,結局そんなものしか残っておらず.
幾つものデカい "群集" が,限られたスペースの中に一斉に放し飼い状態なものですから,それはもう大変.
と言いますか,彼らって何であんな声デガいんですかね.皆お互い近くにいるでしょうに,何で? ってくらい声がデカい.
勿論皆じゃないでしょうが行儀悪いし,そのくせ妙に被害妄想は強くて,チョッとした事で*1過敏過剰に反応してきて,しかも群れ成して吠えてくると.そんな塊がどこ行っても,どこに居ても押し寄せ,渦を巻くもんだから.ただでさえの暑さに,萎えますわ,さすがに(笑
正直気分的にどころが,体力的に殆んど観光どころではなかったような気がします :-)
お昼ごはん@『?』
ワット・プラケオを出,この辺りのエリアで早めのお昼をとることに.
こんな感じのお店に行きました.
名前は分かりません(笑
こちらはここで見たのがキッカケ.そのエントリーによれば『ガイシーロ』言うらしいのですが.
見ただけで観光客と悟られたらしく,お店の前に近づいただけでお父さんに「トムヤムクン,トムヤムクン!」と元気に声を掛けられる.
通された席に着くなり,「トムヤムクン?! トムヤムクン?!」と畳みかけるように来る.
そうそう,これ,タイのお店全般に言える事で,印象的でもあったのですが,オーダーをとる時の "圧" が何気キツイものがあったりします.オーダー取ろうとじぃっと待っている.
勿論お店の人もそんなつもりはないでしょうが,結構なプレッシャーだったりするのです.ただでさえタイ語チンプンカンプンな上に,メニューの見ながら考えていると,そのうち確実にこっちが "なかなか決まらない面倒くさい客" 的な態になってしまって,申し訳ない気持ちやらで実に息苦しくなる.
英語でも通じれば「ちょっと待ってて」なアピールできるけど,それが出来ないとかなり辛い.
で,頼んだのはこんなとこ.
はじめての現地でのタイ料理ですよ.辛いの来い.
オーダー決まった後,日本で言うところの お通し? 的に野菜が運ばれてきました.
もしかしたら,お通し的なものではなく,何かに付いてくるものなのかしら?
第一陣来ました.
ラープ,たぶん,に.
して,ビール.
参照先で《スープは濃厚》とあったトムヤムクンは,思ったよりオーソドックスな印象.
たまたまかもしれませんが,まぁ 2012 年のエントリーと言う事で,それから大分時間も経っているので何かが変わったのかもしれません.
食べながら,先のワット・プラケオで中国のツアー客群に完全に吸い取られてしまったパワーがジワジワと再生されていく感覚にも感動.お互い「蘇るわ~」などと言った言葉が思わず漏れてくる.
料理って,おいしいって素晴らしいと身に沁みて感じたわけです.
幸せ.
ちなみに,この歳でレモングラスは食べるものでは無い事を初めて知る(笑 これまではいつも,食べにくいとは思いつつも食べてしまっていた.でも口に入ってしまうとついつい食べてしまっていたけど.
一通り平らげた上で,もう一品イケる,とガパオを追加注文.
写真にあったので,デフォでご飯と一緒に盛られてくるのかな,と思ったら違いました.
まぁガパオってホーリーバジルのことらしいので,そうなるか,と納得もしてるけど,今思えば写真を指差して頼めば良かったかな,とも.
で,ついでに勿論ビール追加するわけですが :-),そんな欲張りが祟ったのか突然に雨が勢い良く屋根のシートを叩き出してきました.
雨が止むまで待つことに.
直ぐに止むものだろうと,高を括っていたら,雨脚はますます強くなる.しまいには雷まで.これがスコールなのか,なんて言いながら.
そんなこんなで雨を口実にビールを追加し続け(笑,だいたい 1 時間半ほど,2 時間まではいかなかったと思います,待つ.
あ,あとビールは,シンハーとチャーンをいずれも大瓶で飲んだのですが,同じ値段だったらチャーンビールの方が瓶が大きく,その分量が多いのでお得みたい?
あと,ビール,がっちり冷えてました.よくタイでは氷を入れて呑む,なんて話を目にしますが,そういうのは 1 店だけでしたよ.その 1 店も,ビールキチンと冷えてるのに氷の入ったコップで出てきたけど.
ニタヤ・カレーショップ → カオサン通り → セーンセーブ運河ボート
傘なしで歩けるほどの小降りになったので,清算をして頂き店を後にします.
店出てほどなく,来る時偶然,外からだけですが,目に入って何となく気になった店がありまして,再びその前を通ったので軽く覗いてみることに.
これがスパイスや調味料はじめ様々な食材はじめ,色んな手作りっぽい出来あいの惣菜や料理など,色々あってすんごい楽しかったです.何の期待もせずにチラ見程度で寄ったのにガッチリ買い物して出てきました.
色々新しい発見あって,あれもこれもと,胸躍るお店でした.
タイ語読めないので分からなかったのですが,後で調べてみたら『ニタヤ・カレーショップ Nittaya Curry Shop / ร้านน้ำพริกนิตยา』って言うお店らしい.
カオサン通りをプラっとしてタイマッサージってもの体験して,すんごい良かった!,チェックインのために一旦ホテルへ.
移動は,再び舟を使うことに.
今度のはセーンセープ運河ボート Khlong Saen Saep boat service / เรือโดยสารคลองแสนแสบ言うものらしく.
パーンファー・リラート Panfa Leelard Pier / ท่าเรือผ่านฟ้าลีลาศ と言う船着き場を探し,そこからアソーク Asoke-Petchaburi Pier / ท่าเรืออโศกเพชรบุรี と言う所へ向かいます.最終的には MRT にアクセスしたいので.
この集金のお兄さんが何ともエクストリームで,舟が轟々と突き進む中,船縁というの?,その狭い足場を伝って回ってくる.見てるだけでこっちがひょぉぉぉ! とサムくなる.
18 BT.
後で移動したルートを見て認識できたのですけど,結構な距離だったようで,その意味でも "たったの" と言う感じ.
やはりタイ語が全くチンプンカンプンなだけそれなりの不安があれど,個人的には,コスパの良いかなり効率的な移動手段だと感じました.結構快適でしたよ.
途中,あれは確か プラトゥーナム Pratunam / ท่าเรือประตูน้ำ と言う所で乗り継ぎが必要だったらしいのですが,ちゃんと身振りで教えてくれました.ちゃんと伝わっているんだな,と言うのもありますが,人の顔を覚える能力にも関心.
と言う事で無事 MTR は ペッチャブリー Phetchaburi / เพชรบุร 駅 へ乗換え,宿まで移動.
トレイン・ナイトマーケット・ラチャダー → Big C
チェックインを済ませ,晩ご飯を,と.
初日と言う事もあり,そう無理のないアクセスの良さと,周辺のオプションから 『トレイン・ナイトマーケット・ラチャダー Train Night Market Ratchada / ตลาดนัดรถไฟ รัชดา』 と言う夜市へ.
宿最寄りの駅からひと駅,タイ文化センター Thailand Culture Center / ศูนย์วัฒนธรรมแห่งประเทศไทย 駅.
まずはざーっと一周してお店を見渡し,結果,店頭でお兄さんが豪快に鍋を振っていた店が気になると言う事で.
こんな佇まいのお店.
タイ語全然分からないから,店の名前も理解できないし,料理名も分からない(笑
焼きうどんみたいな.
調味料はやっぱこの酢が,んまい.
次は見た目に惹かれて気になったこちら.
何かの葉っぱに包んだものを,その状態のままで火にかけられていた."カレー" ってあるので中にはカレーが仕込んであるのでしょうが,タイのカレーと言うと,ゲーン何たらと言う,てっきり汁系とばかり思っていたので,ますますの未知感.胸膨らむ.
お母さんに注文を入れると,陳列された葉っぱに包まれたもののまま出されるのかと思ったら,バラしてお皿に盛ってくれました.
葉っぱから出てくるのを見ていると,モッタリした感じっぽい.
お米も一緒に,と思っていたらお母さん,察して頂けたようで,普通に白いのと一緒に黒い色の穀物を並べられたので,後者を.カオニャオに黒いのってあるん?
さらに美味しそうに見えていたので,卵もつけてもらう.
味はカレーなスパイシー味で,卵? で混ぜたもんっぽい.
実は恥ずかしい話,詳細なところあまり記憶になかったり.酔っぱらっていた? orz いやぁ,思い起こすとそこまで逝ってない筈なのですが.いずれにせよ,何とも勿体ないことです.
辛いものではなかったような.
いずれにせよ完食.
呑んだ,食ったと言う事で,次なる目的,スーパーマーケット Big C へ.
これが先で言ってた "オプション".
いやー楽しー楽しー.
「あれもこれも」に「あ! こんなのも」な感じで興奮しっ放し.
最後までビールを買うか迷った挙句,持って帰るのは重いので止め.
カートから戻した時,持つ手が楽になったのを感じたと同時に,本気で心が軽くなるのを感じた自分がちょっと可笑しくも,また情けなくも思う(笑
そんなこんなで 1 日目おしまいかな.
あ."最後に" の,ちなみに.
この夜行ったトレイン・ナイトマーケット・ラチャダー.後で調べていて是非補足しておきたいと思った事なのですが,これを調べてヒットするような多くのページで見られるような,マッチョな感じはあまりなかったような気がしますよ? 勿論,主観ですので,好みやら捉える角度の話もあるでしょうが.*2