バンコク@タイ王国 2015.10 4日目

4 日目.

フルで過ごせるという意味での最終日.この日は,アユタヤ に行きます.

タイ国有鉄道 フワランポーン駅 → アユタヤ駅

タイ国有鉄道は フワランポーン Hua Lamphong/สถานีรถไฟกรุงเทพ 駅 へ.

想像していたより近代的で,でもこの何か,ここが個人的にはアレなのですが "いかにもな作られたような" 感じではない,トラディショナルな佇まい,何気好みなデザインだったりします.

窓口にて席の予約.
ちょうど良い便には 1 等席がある車はないと言われ 2 等席でチケットを購入.345 Bt.自身,この辺りも任せっきりで相場,分かっていなかったのですが,曰く高いらしい.その事情は後になって分かります.

08:30 AM 発の 09:47 着とのこと.47 分とかって妙に刻んでますが,思った通り,"であるはず" はなく.確か 10 時を 2-30分がっちり過ぎて到着.時間切って動かなければならないものも無く,初めから期待はしていないので,特に苛立つ事なく.ごくろうさまでした.

出発自体からして中々出ないですし,出たら出たで "動いては止まり" を何度も繰り返し,最初からホント大丈夫? な感じでした.
途中,どこかの駅で,後でみると サムセンって駅 辺りのよう,いきなり乗客乗せたままでの洗車があったりで情緒あって面白かったです.

途中おやつがでた.朝食? どうやらこれが割高になっている理由らしいです.
あと席のトレーは要注意.てっきりフィックスしたと思っていたら,引っ掛け問題だったようで,コーヒーを広げてしまいました.

この便だからなのでしょうか,2 等席いえども空調がきちんとしていて普通に快適でした.

個人的には色々と面白かったです.車窓からの風景も含め.都市中心部の借り物の小奇麗さより,こんな感じの方がむしろ好感と安心を覚えます.

河渡ります.

街は,想像以上に土着感なく.

移動手段としての自転車をレンタルするために移動することから始めたのですが,とにかくトゥクトゥクの客寄せがウザい(笑

何言われても,ガン無視の完全放置.ちなみに見た目で日本人と分かってか片言の日本語で語りかけてくる方もいらっしゃいますよ.会話には面白半分でもノラナイように.

アユタヤ遺跡: ワット・プラ・マハタート → ワット・ラチャブラナ

パスポート No を書くかどちらかね,ってことでしたので 500 BT のディポジット置いて自転車をレンタル.

はじけた笑顔がとても感じのいいお母さんでしたよ.

ちなみに,自転車はどれもママチャリタイプ.これはアユタヤエリアにあるレンタル自転車の全体に言えることみたいです.この辺りは台湾の方が発達してますね.で可笑しかったのが,自転車には元オーナーらしきものの痕跡があるのですが,自分が借りたのには神奈川の某高校のステッカーが貼ってありました.まさかこんな所で,こんな形で日本を感じるとは.ここまでにあった背景の良い悪いは置いておいて,地球規模でのリサイクルとな(笑.

自分はチェーンが外れた場合のメンテが頭の片隅にあったので,チェーンがむき出しのタイプの自転車を選択.実は人生初のママチャリ.

行ってきます.

まずは『ワット・マハタート Wat Phra Mahathat / วัดมหาธาตุ

次,『ワット・ラチャブラナ Wat Ratcha Burana / วัดราชบูรณะ

お昼ご飯@Chai-Nam Restaurant

本当はこちらのレビュー読んで興味惹かれたので『Kauy Tiew Pat Wan』ってな店に行こうと移動してきたのですが,どうも見つからず.そう言えばここでも 2,3 往復した.炎天下の中(笑

こりゃもうだめだ,と言う事でたまたま目に入ったこちら,『Chai-Nam Restaurant』って所へ.この旅行では初の純粋に "行きあたりバッタリ" の選択です.

看板は道路沿いにデッカク出ているのですが,通り沿いではなく,正直戸惑う程に通りから少々奥に入った所にあります.

敷地内に入って行ったら,時間的にも早めで店内も客もまだ疎らだったと言うこともあったのでしょう,お店の方が出迎えてくれて,自転車鍵なんか掛ける必要ないと,言われるまま入店.

メニューは英語あり.しかしながら通じるスタッフは,たとえ簡単な英語でさえ,皆無と言う(笑

あとこんな場所柄なのに,外国人観光客が良く来るようなお店なんだ,と.

頼んだものは,せっかくなのでカレー言っているヤツ.

そしてもうひとつはナマズ Cat Fish を使ったと言うスパイシーサラダ.

カレーの方は,サラサラしてます.

スプーンを入れた時「これもしやトムヤムクン?」って思ったけど,メニューには "ココナッツミルクを使わないカレー Thai curry without coconut milk" ってあるし,"トムヤム~" とな記載ないけど別途トムヤムっぽい "Hot and Sour Soup*1" な記述のアイテムあるから,たぶんカレーなのだと思う.

ココナッツミルクを使わないカレーってありなんですね.これは良いこと知りました.ちょっと参考にしてみようと思う.

でももし,これがやっぱりトムヤムであったとしたら,今回の旅行で食べたトムヤムでは最も好み.具材もキノコ類はじめ色々入っていて,美味しかったです.あ,辛いよ.

そしてスパイシーサラダなのですが,これテーブルに来た時お互いに思わず「うわー」っと声に出すほどの盛りのゴージャスさに驚き.これも美味しかったなぁ.見ての通り食感もザックザクで楽しいですし.これが 120 BT.

席が,今日も川沿いで,こちらは昨日と違って良い感じでした.
目の前に見える橋では,おっちゃん達が,ガンガン行き交う車を背に釣りしてまして,「あんな感じで釣った河魚を,この店に卸してたりして」なんぞ思いながら,時折ボーっと眺めてたのですが,一度も釣れたとこ見なかったです(笑.

このお店,個人的には気に入ってます.
ロケーションによる雰囲気も良いし,色んな料理あって楽しそうですし,今回は 2 品だけでしたがきちんと美味しかったし.

メニュー見ていて気になったのですが,Fried homemade fish sausage ってのはこの店のシグネチャアイテムっぽいです.実際,こちらがメニュー見て選んでいる時,お店の方からアピールされましたし.

お店を後にする事には,地元の方っぽい人たちでテーブルも埋まってました.そしてやっぱり,彼らのチョイスしている料理はどれもが興味深く,美味しそうでした.

個人的にはまた来てみたいくらい気に入ったのですが,これだけの為にアユタヤは無いか(笑.
そう思うとちょいと残念.

アユタヤ: ワット・プラ ラーム → ワット・ローカヤ・スター → ワット・プラ・シーサンペット

再び自転車乗って,遺跡巡り再開.

まずは『ワット・プラ ラーム Wat Prah Ram วัดพระราม』.

そして『ワット・ローカヤ・スター Wat Lokaya Sutha วัดโลกยสุธาราม』.

寝転がって微笑んでらっしゃるお仏さんがいらっしゃるお寺.

お犬さん.タイには,こんなんがいっぱいいる.

途中,象もいるから.
象でも,道の真ん中を歩いていると普通にクラクションが鳴らされる(笑

そして『ワット・プラ・シーサンペット Wat Pra Srisanpet วัดพระศรีสรรเพชญ์

遺跡巡りもこの辺りで終了.

帰りはロットゥとか言うやつで移動.1 台のバンに相乗り,というスタイルらしいです.

行き先によって乗り場が異なるっぽく,それっぽいバンが集まっている所に幾つか遭遇するのですが,行き先のキーワード,今回の場合ですと適当に「Victory Monument?!」な感じでテキトーな事言えば,「だったらもっとあっちの方だ」な感じで教えてくました.

これ幾らだっけかな,確か 60 BT だったような.

バンコクは『ヴィクトリーモニュメント(戦勝記念塔)』に着.

ヴィクトリー・ポイント → ルンビニ公園 屋台村

晩ご飯はそこで一番近いトコと言う事で,『ヴィクトリー・ポイント Victory Point / วิคตอรี่พอยท์』 という屋台街? に移動したのですが,お店はあるけど湧きあがる "こんなんじゃない" 感あって,宿へ戻る方向でリルート.

ルンピニ公園に在ると言う屋台街『Food Village at Lumpini Park / ฟู้ดวิลเลจ สวนลุม』へ.チム・チュム จิ้มจุ่มってイーサン料理がターゲットです.

実はあまり期待していなかったのですが思いのほか楽しかったですよ.来て良かったです.

公園の一角にあるスペースを利用し,駐車場とかっぽい?,幾つかのお店が入ってました.ひとまず全てのお店を見に一周.あれば,メニューも見せてくれます.

何かここでの豚の喉肉を焼いたもんらしい料理,後で知ったのですが コームヤーン という料理で良いのかな?,あってこれも美味しいよ,という話を目にしていたので,これがあるお店がいいな,と探していたのですが,いかんせん言語の問題もあって料理名との同一化が全くできない.スマートフォンにそのイメージを出しながら,お店の前でモタモタしてると店の人がワイワイ寄ってきて(笑

そんな中「それはウチのこいつだ!!」と猛アピールしてくるお姉さんがいらっしゃって,「な,な,そうだよな,だよな」な感じで店の人たち同士が盛り上がる様子を見たら,まぁ別にハッタリでもいいやとも思って(笑,そちらの店に決定.

近くの席でチム・チュムを食べてる方の食べ方をガン見して待っていると,お肉きた.

まぁ普通に豚肉って感じ.もしかしたら違う?(笑

そしていらっしゃいました,チム・チュム.
幾つかバリエーションがありまして,魚介と野菜の組み合わせにしました.

素直に「どうやんの?」な感じを表現したら,一番年下であろう小柄な女性スタッフが,と言うか高校生女子ってな感じくらい,他のスタッフに突きだされるような感じでペロッと舌を出しつつ相手をしてくれました.

キノコや野菜類を適当な大きさにモギリながら放りいれて,枝に着いたままの,アレ何かのハーブなのかな? バジルっぽい見た目の葉っぱを枝から取って入れ,袋に入った春雨を.最後に魚介の方を,上に載った生卵をグシャッとしてイカから,その辺りの順番はたぶん適当だと思います,エビ等をポイポイ入れて行く.ツミレっぽいのもありましたよ.

一番最初の行程だけは女の子がやってくれて,後は「やってごらん」な感じで自分たちが実際に.各行程を次はあなたね,次はこれあなたね,な感じで交互にやるよう仕切ってくれました.途中相手をフォローしようと手を出したら,甲をポンッと指先でとがめられた時あって,その仕草があまりにエレガントなのに,凄い関心してしまいました.この子もしかして育ちの良い,いいとこのお嬢さんなのかな,なんて考えたり.

と,ひと通りこんな感じで終えて「Five minutes!」と言われたので,五分程待つ.

ハーブっぽい葉っぱ類のみ全部入れたかな.あとは,数回に分けて入れました.
そうそう,春雨.始めからシットリしていて,これいいな,と思いました.

想像通り,取り立てて特徴的な味のものではないのですが,暑い中,屋外でビール飲みつつ鍋つつく,というのシチュエーションもあって,美味しく,そして楽しかったです.

スープもったいないねーと言う事でご飯注文(笑
そう言えば,と具材入れる前のデフォでスープだけ飲んでみるんだったな,と思いました.

火は結構長持ちするもので途中消えることなく,逆に空炊きの状態にまでなって,さすがに怖くなってアピールしたら,一番最初店に案内してくれたお姉さん,さくっと素手で坪持ってった(笑

各お店のテリトリーはテーブルシートの色によって決まっているよ様子.もし,ここのレビューをしているのみて,気になる料理があったらテーブルのテキスタイルもチェックしておくのも良いかもと思いました.

お腹一杯,ということで,腹ごなしに寄り道をしていくことに.

薬屋さんで,気になっていたのでヤードム(ヤードン?)を買いました.もっとイッパイ買っておくんだった,と後でヒドく後悔.

この日も天気に恵まれて,楽しく 4 日目おしまい.
次の日は,フライトの関係で早起き.

*1:説明には ""Spicy and sour soup is a blended of fish or shrimp paste, garlic, dried chili, shallot, when simmered till prefection and finished with tarmarind juice to create the balance between sweet and sour favour. It can be prepare with your choice of ..." なこと書いてありました.どうなのでしょう.