バンコク@タイ王国 2015.10 2日目 (1/2)

2 日目は色々お買い物巡りをしたいと言う事で.
個人的にもタイのインディー音源を漁る,その機会を楽しみに.

朝は 10 時台と,ゆっくり目の始動.*1

早めにお昼をとりましょう,と言う事で移動先エリアもしくはルート途中で気になる店をチェック.

お昼ご飯@プライ・ラヤ・プーケット

ここにしました.

プライ・ラヤ・プーケット Prai Raya Phuket Cuisine / ปรายระย้า』と言うお店です.
事前に目にしていた幾つかのサイトでは,結構な人気店だと言うのも目にしていたので,夜はもしかしたら色々ハードル,とりわけ席に着けるまで,が高かったるすると言葉も分からないチキンにとっては(笑 面倒かも,と思ったので,お昼で行くのがちょうど良い,と言うのもあり.

話脱線しますが,個人的に,このタイ旅行で叶えたい一番の事がありまして.

それは ゲーン・タイプラー という料理を食べる事っ :-P

地味.

と申しますのも,これにはちょっとしたストーリーがありまして,また別のお話ですが.*2

閑話休題

まいりました,プライ・ラヤ・プーケット

店構え,これも事前に参照させて頂いていた幾つかのサイトで見てはいたのですが,実際目の前にすると稚拙な表現ですが結構な威圧感あって(笑.その日は上は T シャツといった出で立ちだったので思わず「もしかしてドレスコードとかあったりして」と口にしてしまう.

一応,すんなりと通して頂けましたけど.

そんな外観は,この辺りのショットを見るとお分かりになるかと.

中に入ると,タイというよりフレンチ,ビストロと言うよりレストランと言う感じで,そのいかにもハイソな雰囲気は*3,自分が期待するタイの空気は極めて薄く,正直逆にちょっと窮屈だったり(笑.

午前 11 時前の入店だっただけに最初は自分たちしか居なかったのですが,ちょっとしたら敷地内の駐車場に車が続々と入ってきて,気が付いたら自分らがいるエリアはいっぱいになってました.やっぱり結構な人気なんだな,と思いながら,たまたま目に入った近くの席のオバさん達の,タンクトップに短パンで,足はビーサンという姿に,やっと空気が抜け始める.「やっぱそうでなくっちゃ」と(笑

やはりこちらも "オーダー圧" があったのですが :-P,ビールのみ入れて「あと,ちょっと考えさせて」と.ここはスタッフによりましたが英語いけましたよ.
メニューも英語併記.

そうそう印象的なシーンあって.
ここはスタッフの方が注いでくれる仕来たりのようで,頼んだビールは,手の届かない距離の脇に添えられたサービスワゴン(? で,グラスに注がれ,サーブしてくれます.うーん,そこまで気遣わなくても十分良いのに,とは思ったとか思わないとか.
そんな中一度,タイミング悪くグラスが空のまま放置プレーというのあって,こちらはソワソワ.しかしやはり待ち切れず,そのためにスタッフに声かけるのも,と申し訳ないとは思い「もう,いいでしょ(苦笑」な感じで自ら立ち上がってビールを手に取って,&手酌.そしたら気付いたスタッフの人が来て,少々バツの悪そうな感じも入り混じった表情で,空にした瓶を,それはすんごい笑顔で受け取って行ってくれました.大人の女性が自ら手酌で瓶を真っ逆様に,という構図がどうもウケたご様子で(笑....でしょうな(笑

ということで,最初に頼んだモノが並びました.

パットサトーガピクン.
Stir fried Sataw stink beans with prawn

サトー豆,ってものが興味あって.

唐辛子,ボンボン入ってますが,そんな見た目ほど辛いものでもなく,普通にスパイシーで美味しかったですよ.もしかして,よそ者だからと辛さ調節されたのかな?
と,そろそろ皿が空く辺りで,顔を見せ始めたスープがあまりに美味しそうで,テッパン! ご飯をオーダー(笑

ところでサトー豆ってクセがあるとか,って話結構目にしてたのですが,そう? 確かにメニューの英語表記でも "stink" って表現使われるくらいだからそうなのでしょうが,個人的には全く気にならなかったですよ*4.むしろ感じなかったくらい.
調理法もあるのかもしれませんが.

ナムプリッククンシアップ.
Deep Fried Shrimps in Chili sauce serve with vegetables

前の日も,付け合わせっぽく出て来た野菜達があったのですが,さすがに小奇麗に飾られて出てきますね.この中にも前の日のと同じインゲン豆みたいな,"トゥアファックヤーウ" って言うらしい,のがあったのですが,茹でられてキュッと結ばれて出てきている.

そして写真は皿の左側にある白いの.生姜の仲間の何かだと思うのですが,これがうんまいうんまい.日本でだと谷中生姜みたいな感じになるのかなぁ.みずみずしく,食感は良いし,美味いもんだと思いました.その国,地方の食の文化と言うものを,こうやってカラダで感じるって言うのは楽しいものです.

はいきた,ゲーン・タイプラー.
Sourthern Curry - Fish organ
ウェイターの方は「スパイシー.」と言い残してテーブルに置いて行きました.

口にして,もう感激.

そうです,そうです.これです.これなのです.と,心の叫び.

しっかり辛い.きちんと辛い.とっっても辛い.
うんまい,うんまい.元気出る.

この為に来たのですよ,「こんにちはタイランド!」
今回のタイ旅行は,この 2 日目のお昼にて完全に昇華したわけです(笑.

ハッピーでした.

お店の情報はじめ,参照元はコチラ.;

  1. お店の? Facebook
  2. 【南タイ料理】 Prai Raya Phuket Cuisine at Sukhumvit Soi 8 : サーヤのバンコクだらだら日記
  3. プーケットの老舗・バンコクで食べる絶品タイ南部料理「プラーイラヤー」 - エキサイトニュース
  4. タイ南部・プーケットの名店の味をバンコクで!「Prai Raya」 - Sabaai Sabaai! Thailand|82.5 FM NORTH WAVE

Gaysorn Plaza → エーラーワン(エラワン)の祠 → Siam Paragon → Siam Center

最寄りの BST ナーナー Nana / นานา 駅へ乗り,チット・ロム Chit Lom / ชิดลม 駅下車.

Gaysorn Plaza』.
この辺りは,お好きにしていただきます.ボケっと後ろをついて行くだけです.
すごい高級そうだった.

一通り巡って...

エーラーワン Phra Phrom (Erawan Shrine) / ศาลท่านท้าวมหาพรหม โรงแรมเอราวัณ』.

今年の夏だったんですよね.思えばつい最近の話であることに改めて気づき.

ふらふらと一周していたら,水が満たされた坪.子どもたちがペットボトルを突っ込んで水を汲んでいました.飲むのかな?

この坪は,皆お賽銭をするようで,覗くとお金が入ってました.小銭だけでなく,お札も.この水は,そういう何らかの意味をもった水なんだろうな,と.

すると目の前でちっちゃい女の子を連れたお母さんが,お金を坪の中に投げ込んで,傍の湯呑みっぽいコップで水を汲みとり,その水を両方の手それぞれ掛け,そのまま両手を自分の顔に持って行き清めるように手のひらで顔を拭って,手をおあわせる,と.
こうやるんだ,と見ていたら,その女の子もお母さんに導かれるように一連の動作をしようとするのですが,ここはやっぱり子ども.汲み取ったコップの水に口をつけようとする(笑.それを「違う,違う」な感じで手を出すお母さん.「ほら教えた通りにやってご覧」的に手を離すも,やぱり女の子は飲もうとする.このやりとり数回繰り返す様子がたまらなくキュート で.勿論,最後には上手にできましたが.

自分も倣って,お賽銭をし手を合わせてきました.

そして再びデパートメント.

サイアム・パラゴン Siam Paragonだったと思うのですが,バンダイのロゴ入った大きな袋を持つ人たちを沢山見掛けまして,よく見るとガンプラらしい.タイでもガンダムは人気みたいでしたよ.何かのリリース日とかだったのでしょうか,それともいつもこんな感じ?

サイアム・センター Siam Centerでは,ビールのシンハーがオフィシャルのアパレルショップがあると教えられたので一緒に訪ねてみました.シンハライフ と言うお店.
T シャツで面白そうなのあったら,と興味あったのですが,どのデザインも野暮ったく感じて,何も買わずに出てきました.
あとこのお店,商品がどうこう以上に,店内,すんごい変な臭いが漂っていて,落ち着いて見るところじゃなかった*5

DJ Siam

2 日目における苦行がコレ.正直,コイツは失敗したな,と思っている.*6
下の方に載せたマップでも伝わるかもしれませんが,こいつの為にかなりのエネルギーを無駄に消費しました.更にはそんな苦労に対し,結果は完全なる期待外れと言う体たらく(笑

タイのインディロックはアンテナ張ったことないのもあり全くの無知なのですが,ネットで調べてみると,なるおど,やはりあるものでして,実際琴線に触れる音源にも巡りあったりしたわけです.
そんなイントロダクションに気を良くしたノリで,具体的に音源やバンドにアタリを付けておくことをも考えたのですが,どうもそこまでの余裕はなく.
では最低限,「取りあえずその手のお店だけでも」と引っ掛ってきたのが『DJ Siam』でした.

これさえマークしておけば,特に細部まで調べずとも大丈夫だろう,逆にそんな "宝探し感" も面白いかもしれないし.
事実,過去台湾にてはこのやり方で無敗と言う戦歴もありましたし!!

と導かれた場所は,駐車場(笑.目の前には,何かのデカイ商業施設の駐車場が,デッカイ口開いているだけ.

3,4回くらいはリトライさせてもらいましたかしら.
挙句,ナビとして使っていた iPhone のコンパスを疑い,地図を捨て(笑,その辺りの "っぽい" 所を歩いてみる.

...同じ.駐車場(笑

確かに,DJ Siam の場所を調べようとネットを色々巡るも,店の HP にすら,その具体的な記載がなかった事をボヤキながら,色々と疲れちゃって付き合ってくれた人には申し訳ないと思いつつ,止め.

ちょいと休憩でもして気を取り直そう,と近くに 『マーブンクローンセンター MBK Center(Mahboonkruong Center)มาบุญครอง』 がある事分かって,ここのフードコートが気になっていたこともあって都合ヨロシイとそちらへ.

お作法通りに予め 200 BT ほどのチャージを入れたカードを手に,フロアをひと回りするも,まったく惹かれるものなく.
結局何も消費せず席だけを借り「これからどうしよう」と『地球の歩き方』を覗いていたら,その地図に "DJ Siam" とな.しかも,これは席を離れる間際に気付いたことなのですが,しっかと採り上げられているし....ふたたびの灯台元暗し orz

では最寄りの BST サイアム Siam 駅への移動の際,その辺りを通ってみましょう,と気を遣わせちゃって(笑

あるし(爆

さらにその店を目の前にして完全に心折れる.何だよこの店構え.神社の縁日に来たんじゃ な い ん だ け ど(笑

恥晒すけど,自分が思い描いてたのって,待っててくれてる人には悪いなぁとビクビクしながらも(笑,フツーに視聴用の音源をよたよた辿り,棚の盤をパタパタ回しながらジャケットに思いを巡らせ,どいつ買って帰っかなーと軽く悶絶する,そんな営みだっただけに...あれナイわ.

何かこっちもキッ!となって(笑,スマートフォンがん見のテキ屋のアンチャンに Desk Top Error の音源あっか聞いて CD を差し出してきたので買ったさ.DVD もあるよ,なんてかざしてくるけど,んなのどーでもいいって(笑

落ち着いて,いや,ごくごく普通に,音源を探すなんて空間じゃねーし.つかそもそも店の "中","店内" つーもん,ねーし.店員な,あんた邪魔(笑.君が真中に座ってんじゃねーお.

と言う事でして,さらにこいつには完璧なオチがございまして.
そんなこんなで仕方なく買った板には,自分が求めていた楽曲は収録されていなかった,とさ.

あーもー,い(棒


ทุกทุกวัน / Desktop Error - YouTube

何か書いているソバから疲れてきた(笑,ここで一旦切ります.

*1:時間に追われるような旅行スタイルはお互い趣味ではなかったりするので,こんな感じです.

*2:都内は代々木公園にて, 毎年 5 月上旬辺りにタイ・フェスティバルなるものが開催されるのですが,これが未だタイフード・フェスティバルと銘打っていた頃から認知していて,このイベントを毎年楽しみににしていました.

理由はたっったひとつ.
ランマイ』というお店の,魚を使ったカレーを食べるため.

これだけ.

この魚のカレー言うのは,その『ランマイ』というお店のブースにしかなく,本当に辛くて自分好みで大好きだったのです.
これに有り付けさえすれば,もうあとは十分と言うくらい.

ところが,このイベントが今のようにタイ・フェスティバルとなって,ある年にターゲットの魚のカレーがメニューから消え,ついにはその数年後,出店すらなくなってしまったのです.

ランマイ』の出店が本当になくなったのを確信してからの,ここ 3,4 年は行かなくなりました.客の層とマナーがおかしく,勘違いな事になって,それにどうしても耐えられなくなってきた,と言うのも有りますが.あ,タイの食材を見て安かったら買うか.正確には,タイ料理を食べに料理を出すエリアには行かなくなった,かと.

そんなこんなで,今回タイへ行こう,となった時,まっさきにアレを食べたい,となったわけです.

"ランマイ" とか "魚のカレー" 等から,程なくその料理は "ゲーン・タイプラー" と言うもので,さらにはタイ南部の料理だということが分かったわけです.

と言う事で,そんなゲーン・タイプラーに会うため,バンコクにあるタイ南部料理のお店を探し,この旅に挑んだわけです.

*3:とは言っても,細部を見るとインテリアを飾る処々アイテムは結構,「うーん,気持ちは分かるんだけど...」な(笑 感じでして,何気雑多だったりするのですが.

*4:嗅覚は結構敏感な方なのですが.

*5:フレグランスがキツイとかという類のものではなく,不潔な生活臭系の.正直言うと,気持ち悪くなりそうで,すぐ出て来たというのもあったりします.

*6:タイに来て一番面白くなかった出来ごと言っても.