臺湾巡り 2012.10 4日目 (1/2)

4 日目です.
きょーも,いーてんき.

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.
なんか食べネタばっかり...

心躍る臺北での朝ご飯!
そう! それはフーハン.
早起きフーハン.'阜杭豆漿' っ.

mrt板南線は '善導寺站' 降りて,5 番出口.
何度も伺っているので,もうガッチリ長期記憶 (笑

電車を下り,大解放のハヤルキモチに引きずられるまま,出口の階段をわらわらと昇るわけです.

と,目の前に広がっていたものは,

すんごい列.
"....."

今日は止めよ,と踵を返す.
実に速攻即決 (笑

どんな人達がこんな列を作っているのかを想像すると,正直あまりいい気がしない.
複雑...

ふたたび 5 番口にもぐります.

毒を吐いてやりたいが...ぐっとこらえ (笑
まぁ日曜だ,というのもあるか,
なんて自分を納得させ...

食,朝ご飯,'佳香點心大王'

改札へ戻りながら
臺北で行ってみたい朝ご飯屋さんをプロットしたマイマップから
チャキチャキ計算.

食べたいアイテムでまずフィルタリング.
さらに,現在位置からアクセスに割と無理のないお店を,と
善導寺站を立ち位置に,
お店達の位置のプロットが見せる相関で mrt 係数 (笑 を淡水線で引き...

この中で最も近いお店,と決定.

淡水線に乗りますよ.

ところが車内で,
"折角だからなかなか行けない所の方が面白くない?",となり,
何と! (笑 最も遠い所に位置する,勿論行ったことのないエリアに位置するお店に変更.
こういうのだいすき.

でコチラ..

'佳香點心大王' ってとこ.

mrt 新店線 で 景美站.

2 番出口を出たら,出口背中に左へ道なり.
行った時,2012 年 10 月時点,こんな画になってます.

しばらく行くと,十字路右側に立つファミマが見えてきてます.
このファミマの向かいにあります.
站から歩いてきた方向で見ると,右にファミマ,左に '佳香點心大王' となりますね.

結構,こじんまりした佇まいのお店ですが,
お店の前は,地元のっぽいお客さん方が列をなしております.
オーダーは
列に並ぶと列先頭の頭上側へこんな感じでメニューがあるので,
このメニュー看板を指させば良いかと.

自分の番が来るまで,
アタフタしないよう,指差すアイテムの位置を確認.

オーダーは,オーダー票への記入方式ではなく,
お店の人へ,口頭で.

ゼスチャーですが店内で食べることを伝えると,テーブルに通されました.
席は,外から見ると,そんな多くない印象ですが,
さらに左のゲートくぐった奥にもあるみたい.

鹹豆漿

実は最初一度決めかけた候補店というのは
コチラとかコチラ見させていただいていて気になっていた '盛園豆漿' ってところなのですが,
この '佳香點心大王' の 鹹豆漿 は,もうひとつの候補であった '盛園豆漿' のソレよりイケテル,という話をも目にしていたのもあって,
'佳香點心大王' のチョイスを fix させた裏のストーリーもあったりします.

糊椒餠 夾蛋

卵を挟んだ胡椒餅
これが最大の目的.'糊椒餠 夾蛋'.

胡椒餅というと,中身が餡としてお肉ものが入るものだと思っていますが,
その中身に,おちらは卵,思うに蛋餅みたいなもんだと思ってもいいかな,が入っているという.
正確に言うと挟まっているとなるのかもしれませんが.

胡椒餅をもって,臺灣の食文化の扉を開く鍵とした自分にとっては,とても興味のあるもの.

特に気になっていたのは,
中身が,"肉の餡に加えさらに卵" なのか,それとも "肉と取って代わって卵のみ" なのか.

後者だったら正直,'厚餅夾蛋' なる料理とそう変わらないものだったりしない? なんて思ったりしていたので,
個人的には前者の "肉 + タマゴ" を期待していたりしてた.

あまり食べ物をゴニョゴニョいじくり回たりするのは,
はしたないし,そもそもやってはいけないような事の気がしたのでキチンと把握できませんでしたが,
どうもお肉もの系は入っていなかったような...

'厚餅夾蛋'は,'阜杭豆漿' で食べたことあるので,それ基準で捉えてますが,
正直決定的な違いを知るところまではなく.

生地の食感が違うかも? とは思ってみたけど,
'阜杭豆漿' で見る行程見ると,同じように生地は窯で焼き上げているから,
生地の店ごとの個性レベルの問題とも言えるし...

違いはどこから来るの? と考えると息苦しくなってきたりします.
モノとしては同じで行程に違いがあるようなもの?
入っている材料含め,食べ物,そのものの違いである?

う~ん
そんな意味でも,もう一回食べてみたいものであります.

本当に猫に小判というかブタに真珠というか,
楽しみ方を知らない自分が悔しいです (笑

どなたかご存知の方いらっしゃったら教えてください.ほんとに...

小龍包 半籠

そして多くの方絶賛の小龍包.

味...またです,やってしまいました.
食べるほうに夢中で orz.

精算は,テーブルでしてくれました.
注文を記入した伝票持ったお店のおばちゃんがテーブルまで来てくれます.

ところで不思議なのが,こちらのお店,日本の方のサイトばかりが引っかかるのですが,どうして?

店を後にしもちろん,街をプラプラしてみることに.
出てきた駅の出口の大通りを挟んで,向こう側にとても賑やかな場所があります.

寄り道,景美の朝市

何の前知識もなくこちらに来たので,
飛んで火に入る夏のムシさながらに賑やかな所へフラリと足を踏み入れてみる.

何か朝市みたいです.
路の両端にお店が出て,人が歩ける幅は狭く,真っ直ぐなんて歩けない.ぶつかりながら避けながら.
んごい活気.

人がまともに歩けない程なのですが,
その活気と,物珍しさあって実に楽しい.飽きない.

売っているものは,印象として,食べるもの系が中心.
野菜が,魚が,お肉が,...時に乾きモノとかお菓子もある.
お洋服とかも売っていたり.

すごいのは食品.
特に肉,魚あたりは 1 匹/羽 まるごと,とか大きな塊とか,とにかくサイズがでかい.
こんなの普通のお家で食べきれるレベルじゃないでしょ,ってくらい多くの人が買っている.
もしかしたら夜市でお店出しているような人達も利用するのかもねぇ,なんて話しながら...

と,
ひと通り突き抜けて,自分たちの観ている所が 景美朝市 だってことがはじめて分る.
確か夜市で聞いたことありますね.

コースを変えながら 2 往復くらいしたかしら.

今度は是非,夜も来てみたい.
今まで特にそそられる夜市ではなかったけど,興味がグンと高まるわけです.

mrt に戻り, 景美から 台電大樓站 で途中下車.ここから色々散策して '華山1914文創園區' くらいまで歩くことに.

途中,迷いながら...

ツマミながら...

後で知ることになったのですが,この歩いていた一体って '康青龍' って言うエリアらしいのね.
しかも初めての臺灣旅行のとき,行けなかった '小白兔唱片 white wabbit records' もこのエリア言うじゃない orz
無知って損だわっ!

また機会があったら改めて行きたい!

食,お昼ご飯,'盛園'

途中でこの辺りにあることを知り,無理やり足を運ぶことに.

思った以上の距離と,暑さからくる軽い後悔を覚えつつ,
お店の前にやっとこさ到着.

と,着いたら着いたで,何とランチ時っ.
とんでもない数の待ちが入っている.

待つか否か,とても迷う.

ちょっとアレな思いをしてまで迎えた結果にタダでさえ軽く苛立っている中,
相方がこの段階になって何の不貞腐れか「あたしゃ食わないけど」と言う姿に,遂にコイツやっぱマジメンドクセー汁でパンッッパンに (笑...
その反動を原動力に,嫌がらせ半分でも良しと食べていくことに (笑

臺灣に来て,とうとう,待ちリストに自分の意志で名前を記入する,ということをやりましたよ.... 日本でもやったことないのに (笑

漢字は,言葉の壁もあってちょっと怖いので,分からないですよアピールも込めて,英表記.

カウンターにいらっしゃる如何にもボスっぽいお母さんに近づいてゼスチャーで何となくアピールすると理解していただけたようで,
オーダーを入れる紙を頂けた.

お目当ては,鮁魚焼賣 というもの.
何やら和名では「ナンヨウアゴナシ」という白身魚,一説にサワラとも,を素材とした小龍包とのこと.いかにも美味しそうでしょ?!

と,オーダー票みると,...ないっ!!
似たようなもので,'鯛魚焼賣' ってのあるけど,字面ではいかにもタイだけど,
もしかして漢字の表記上の違いとかで,臺灣では '臺灣では "鮁" を "鯛" とも書いたりして,実はこれだったり? とか,その魚が未知の魚である分,今思えば変なこと考えたり...

まさか '鯛魚焼賣' じゃないよね,と心配しながらも,
もう無いのだろう,と踏んで,別の選択をしておくことに.

こういう時は,原点回帰で,
装飾がついたものではなく,オリジナルまたは一番ノーマルなものを,と '上海小龍湯包' を 1 人分,とマーク.
たった 1 人分.
あらゆる意味で "たった" 1 人分.しかもよりによって一番安い...
お店の人には悪いかもなぁ,と思いながらも.

ほんで,お店の人に呼ばれ,テーブルに招かれた後,そこでオーダー票を渡すのですが,
この時,直接筆談で聞いてみた.せっかくだしきちんと.
そしたら,妙に困った顔されて「モーナイ」って言われる....いやいやこちらこそ,無いメニュー聞いちゃってごめんなさい.

あぁ.もーふんだりけったり.
完全にしくじった...参照先のエントリー日が 2006 年と言うのは途中から気になってはいたのですが,よりによってココでかと.orz

実は,こんな内容の注文なだけに,
オーダー票を見た時のお店の人の反応も心配していたのですが,
悪い顔をみじんも見せず,むしろすんごい笑顔で対応してくれた.

やっぱ,臺灣いい! と思った出来事のひとつとして,これも忘れられない.
救われた気分.

オーダーも無事入れて,
見渡すと,箸や取り皿から調味料まで用意されたコーナーがあるので,頼んだモノが来るまでにタレとか薬味等を用意.
お茶は持ってきてくれるけど,テーブルのセッティングはセルフ.

そういえば,調味料コーナーでも,ニアミスしたお客の叔父ちゃんに,日本から来たの? ってなこと聞かれた.
分るもんなのかね.不思議.
そして今思えば,気さくに声を掛けてくる,という,そんなところもいいな,と思う.

来ました. '上海小龍湯包'.

うん,見た漢字通り,あっさり.
小龍包は,気の利いたコメントができるほど,食べてないから何とも言えない orz
評価の切り口は,味のどんなところ? 皮? 肉汁? ... うーん.
漫然と食べないで,これからきちんと食べよ.

独りで全部,ペロリと食べましたよ.
一個,あげたけど.

あそうそう.食べ方.
外にも席がひとつあって,しかも出入り口!,そこで食べているお客さんの食べ方見ていて「ふ~ん」って思ったことがありました.
レンゲにイッコのせて,箸で潰して,レンゲを汁でタプタプにして食べてた.
そのまま口に運んで,上島竜平氏よろしく「アチチ」言って時には火傷しながら食べてたけど,そうじゃないんだ.

また行きたいな,と思った.
今度は余裕のある帯で,ゆっくりと色々食べたい.

朝は '盛園豆漿' で,ココはしご,ってのも良いな,楽しそう.
欲張りだけど.

食,おやつ,beer!!

結局 '華山1914文創園區' に来ました.
初めて臺灣に来た時も,ココ来ていて,確か '1914 Connection' って店で,
探していて諦めかけた '壞女兒 (bad daughter)' というインディーバンドの音源に出遭えた思い出の地でもある.

でココに来たら必ず寄るお店がある.
それは 'AlleyCat's Pizza'.

名の通り,ピザレストランで,さらに名の通り,店内にぬこがうろついている.

そして,一度もピザを頼んだことが無い (笑
というか食事をしたこともない.

何しに来るか,というと,
ぴうがるでん :)

大好物のヒューガルデンを飲みに来る.
それだけ.

「just drink!」とハッキリ言って入る.
もちろん店の人は,怪訝そうな表情で対応してくれます.アカラサマニ,ショウジキに
しかも,対応も悪くなるみたいです.(笑

詳細は省くとして :)
可愛い顔して,信じられないくらい思い切ったことをしてくれます (笑
ある意味,正直すぎる,と言えるかもしれません.

でも,"まぁこういうことして来るだろうよ" なアウェーに入る感じで構えて入っていたので,あんま腹立たなかった (笑

ということで,ぴゅーがるでん,勿論デカい方頼んで 250元.
ヒューガルデンは日本ではいつも近所のビレバンで飲むのですが,驚くほど変わらないけど,安いことは確か.

んまがった,満足.

にしても,臺灣の人はピザ好きなのね.
ピザ屋さん,多いね.
胡椒餅とか粉もの系の臺灣料理を見れば,それもわからないでもない.
自分は,ピザより胡椒餅だけど.

あとアレね.気になったんだけど,
臺灣の方,いわゆるビジュアル系が人気なん? 流行っているの?
...何か,がっかり.痛いしwww それダケは止めとけって...www

食,おやつ,'家郷水餃館'

お互いの行きたい所がアンバランス,ということで個人行動をとることに.

つくづく,自分は団体行動ってダメなんだな,って思う :P

で何をしたかったか,言うと!
前々回かな? ... これも無知が故につまらない思いをし,ひどく悔やんだ '家郷水餃館' へ足を運ぶことに!

キニナルキモチを確信に変えてくれた【目指せ!台湾マイスター】北方小館ではとても高い評価なのに,
覗いてみると,お客さんは中年の女性一人.
食事時ではない,とはいえ静かすぎる.
なぜなら前,その時は偶然でしたが,来たときも誰もいなかったもの...

とはいえ,
並ぶの嫌い,待つの嫌いな性分にとっては嬉しいシチュエーション :)

お店に入って適当な席につくと,スタッフの方が注文票とペン,そしてレンゲを乗せて小皿を持ってきてくれます.

お目当ては,'牛肉煎餃' と '蝦仁水餃'.
ところがオーダー票に,'牛肉煎餃' にあたるアイテムが見当たらない.

迷ったけど,
食べ過ぎてるもんなぁ,と思いがよぎったのと,
"にも関わらず" 笑) 可能であれば, もう一軒気になる店にも行きたいと欲張っているので,時間も考えて頼むのは一品にすることに.

オーダーは 10 個単位? なのは知っていたので,"一" と記入したら,そうではなく "10" と書くらしい.
10 個というのは,単位じゃなく,最少の個数みたい.

商品はその場で作っている.
食べる所から,その様子が見える.

調味料は,醤油と何か酢が黒と白があるみたい.
黒酢っぽいのは,てっきりラー油かと思ったらしょうじゃないみたい.
で,豆板醤がある.これは,餃子に使うためではないのかもしれないけど...

スタッフさんの眼を盗んで,お店の様子,特に本当に '牛肉煎餃' が無いのかを把握したかったのもあり,
壁に貼られているメニューボードの写真を撮っていたら,
スタッフの一人のおばちゃんが,お店のカードを持ってきてくれた.
ありがとうございます.
# そんなに目立っていたのね...(笑

その時のおばさん,とってもいい笑顔だったのが忘れられない.

で.きたよん.

蝦仁水餃

水餃子がうんまい,と思ったのは,寧夏夜市で食べた '馥陽鍋貼水餃專賣店' と 六合夜市での'方記水餃' で,
それにくらべると,皮がしっかとしてる感じ.

実は '馥陽鍋貼水餃專賣店' の方はもう細かい記憶ないので,ダメじゃん,'方記水餃' でしか話せないけど...

'方記水餃' の水餃子って,確かそう皮が厚い印象は無くて,食感がチュルンでプリンって感じ.
対してこちらのは,モチモチでピットピトのプリプリ,って感じ....何って貧弱な表現力 orz

ちょっと危険な例えかもしれないけど,
'方記水餃' が素麺なら,'家郷水餃館' のは饂飩,って感じ.

もちろん最初は何もつけずに,なんだけど,
期待を裏切らない.おいしい.

で,エビは,まさに餃子のサイズでしっかりと 1 匹が,ゴロっと入っていますよ.
エビの存在は,結構インパクトがあります.
ちょっときれいじゃないけど,割ってみた画を押さえてみましたので...

と食べていたら,スタッフの人が近寄ってきて,だまぁって一個皿に置いてった.
食べていた自分,顔をあげたら,これまたニヤっとされて (笑
サービスしてくれた!!
嬉しい,ありがとー!! と,アツアツを頂こうと,皿にあった餃子の中で一番最初に食べた.

ごちそうさま.

あのね,自分が言うのもなんですが,
来たら写真なんかとってないで,あっつあつのうちに食べるべきです.

食,おやつ,'阿宗麵線'

で '家郷水餃館' に向かう途中,今回の旅行でどうしても体験したかった料理のひとつ,麺線で行ってみたいとチェックしていた店舗の支店が近くにあることを知ったわけです.

時間的に行けそうだったので足を運ぶことに.

お店へ向うにつれ気づいたのですが,star hostel の近くなのね.
ホステルの行き来でいつもつかう mrt の出口の近く.
ということは,幾度となくお店の前を通っていたという事.

灯台元暗し.

店頭で作っているスタッフの一人にオーダーして ok.
精算して貰っている間,他のスタッフがよそってくれる.

小 45元.

やっぱり,鰹でいいと思う.
先日食べたのと同じ系の味がする.
合っているんじゃないかな,と思いますよ.食べ進むんで気づくと,ヘリにちらほら張り付いていたのも鰹節っぽかったですし.

麺はもっと細いものかと思っていたら,そうでもなく.
想像していたのは,ビーフンあるいは太くて春雨くらいでしたが思いのほか太さがある.
食べてすぐ思い出したのが,白石温麺.自分の中では,これによく似た印象.白石温麺をちょっと長め茹でて,スープに入れて煮た,という感じ.

「ないのかなぁ〜」と思っていた調味料,実はあって,帰るとき初めて気づいた orz
しかも,レジの近くで,席に着くまでに通っていた筈.
申し訳ない気がしたので,さらっと撮影.

あと,食べた後は,容器を捨てる所が在るのでそこに捨てるしすてーむ.
分かんなくてそのままテーブルに置いてきてしまって,気づいたら,お店の人が捨ててくれた.すみません.

勝手なイメージですが,
こういうソウルフード屋さんに,お若いお嬢さんが結構,しかも独りで来てるのがいいなぁ,と思いました.
日本だと,こんな粋な風景ありえない.

臺湾巡り 2012.10 3日目 (2/2)

高雄
  • 食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食' ふたたび

台中

  • 台中へ寄っていこ
  • 食,おやつ,'洪瑞珍'
  • 食,お昼ご飯,'台中肉圓'

臺北

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.

臺北へ移動

臺北到着後は,まず宿へ.

やはり,今回も star hostel はいっぱいでダメ.

このところ恒例になっている,臺北の宿どうする選手権.
第 1 シードである star hostel が落ちてしまい,競合は "こちらが立てば,あちら立たず" で,いつも結構大変な思いをする.
時間との勝負もありますし...

今回お世話になった宿は,コチラ
この辺りの情報が決めてとなって決定. 初めて思ったけど,こういうプロモーション,写真より動画の方がいいような気がする.

初の利用であります.

どうやら新しいらしいです.
どれくらい新しいか,というと,
ソレ系の大手サイトでのレビューが賑やかでなく,と言うより殆ど見つけられない程で,
さらには google map で hostel の名前を key に検索してもでヒットしない.
それくらい.

最寄駅は mrt 市政府站.
あまり馴染みのないエリアなのでちょっと心配していたら,とっても良い場所だった.
結構通っていたけど,自分が認識していないだけでした.

迷うかと思ったら,結構あっさり到着.

というのも,
「宿はこの辺りだよなぁ...」とブツブツ言いながら歩いていたら,
まぁいかにもトラベラーな態で歩いていたのもあるのでしょう,
オーナーと通りで擦れ違い,「もしかして君たち?」みたいな感じで出会う (笑

どうやらこちらの hostel,オーナーなりスタッフが常に居るタイプではないようです.
必要に応じて電話でコンタクトするタイプ.

で,こんな感じ.




さすがにきれい.

グルーミング系アイテムも必要最低限,デンタル,ソープは揃っています.
男性用のシェービングはありません.
小っちゃいけど,結構なパワーの(笑,ドライヤーあり.

マグカップもあって,ティーパックとスティックのインスタントコーヒーがある.

これらはすべて
部屋を出て直で玄関口の共用エリアになるのですが,
そこにあるボックスにどさっとストックされている,という太っ腹.

あ,このスペースには洗濯機もあります.きちんと洗剤も.

勿論
部屋の中に冷蔵庫も.隅っこに冷凍ゾーンがあるタイプ.

wifi 完備.

いっこ,気になったのが,
シャワールーム,もちろんトイレとはユニット,への扉がガラスで,妙にエロいくらい (笑
こちらの感覚だと,あんまり良いと思わないのですがね... あは.

まぁ,
hostel では,お値段高めらしいけど,全然アリです.
個人的には,納得価格.

また通りに出れば,
近くにコンビニ,seven eleven,
ドラッグストアが2軒,
さらに食べ物系の出店やお店が,昼間は気づかないのですが,結構あって夜も結構キラキラしている.
便利だけでなく,かつ楽しい.

という事で,とても良いと思いました.
今後の大会では,star hostel とココはブッチギリでシードになるはずです.
あんまり人気になっちゃって,ブッキングできにくくなるのが逆に心配になってくるほど (笑

といったところで,チェックインを済ませすぐ外出.
晩ご飯です (笑


食,晩ご飯,師大夜市

臺北での最初の夜ご飯は,ココです.
これ,今回の渡航前から決めてました.(笑

前回の驚きの出遭い から約半年.
そんな過去への清算であります.リベンジ.

行ったお店は,こんなかんじ.

  • '許記生煎包'
  • '雞房重地鹽水雞'
  • '一吃獨秀'

そうそう,前回この夜市来た日は,すんごい雨でゲンナリ,ガッカリでしたが,
今回は,しっかとお天気.
天気がいいと,こんなにも楽しいんだねー,なんて言いながら...
ありがとう,お天道様.

'許記生煎包'

何はともあれ,このお店です.

こちらのお店,ちゃんと hp あって,
"今度こそ逃すものか" ときっちり新店舗とされる場所の住所をチェック&プロットしてきたのですが
どうも...見当たらない.

ウロウロしていたら,このお店が元合った場所に何時の間にか立っていました.
そう前回,あまりの現実に頭を抱えたこの場所.

そしたら,前回もあった移転のお知らせが未だそのままに.


この地図を参考にするのが正解みたいです.
...サイトの方は未更新? :(

目印は,先ほどのイメージにあったマップにある通り,'牛老大' というお店でしょうね.
お店,結構でっかいので分ると思います.

google map で店名 許記 をキーにするよりは,
"龍泉街" と "師大路49巷" をキーワードにして検索した方がいいと思いました.

そしてお店 '許記生煎包' 自身は,こちらの期待感に反し (笑,結構地味な路地にあったりします.
実際 "まさか,こんな小さい路地じゃないでしょ..." と入るべき通りを一度通り過ぎたくらい.
しかも,勿論周りにはお店がびっしりとひしめき合うのですが,そのどれもが何故か洋服やブティック系という... 「なんでここなの?」というのが正直なところ (笑 勿論,周りのお店の影響からも,その通りは小さいのにも関わらず,とっても人が多いです.

'龍泉街' をまっすぐに '台電大樓站' 方向へ歩き,
小さい十字路 2 つ目で右側に '牛老大' が見えたら,その角を右折.
その路地は,思う以上に狭いし,見た感じ洋服orブティック系のお店の看板やノボリばかりですが,
思い切ってどうぞ.
人をかき分け,もりもり進むと,左サイドに構えてます.

'龍泉街' を歩いていて,seven-evelen まで行っちゃったらダウトね.


お店の前で,餡を包んでます.


頼み方は,
お店の奥に構えている演壇のみたいな所に居るお母さんの所に行って,勝手に入ってってヨロシ,
個数を告げてお金を払います.

こんな感じ.
ちょっと見えにくいかな.


注文 & 精算が済んだら,引換券となる番号札を受け取ります.

ちょっとしたニアミスあって,最大パックの 12 個をオーダーしてしまう (笑
これからまだまだ色々食べたいのに...

自分の番号が近くなったら,
これまた,もりもりと人ごみかき分けて,自分のチケットをお店の人に差し出します.

この辺り,お客さんがいつもいっぱいだから,結構勇気が必要かも.

待っている間は,
店先に持ち運びのビニール袋とか,食べるのに使う串とか,調味料があるので準備に充てることオススメ.

調味料は辛いのと...何だっけ,忘れちゃった.
写真撮っておくんだった.マタカヨ prz

番号の呼び出しは,勿論,結構に適当 (笑
自分の番号もピンポイントでなんかでてこないケースもあるみたい.
自分の番号がちょっと過ぎたあたり,もしかしたらちょっと前でも良いかも,でアピールする感じで良かった.
実際,自分が受け取った時,150番台の番号札出してる人もいたし.
それを見て,お店の回転は結構早いんだ,というのが分ったりもします.

食べるスペースを求めて移動.
こんな感じ.


移動した場所が,蛍光灯ぼんやりの暗い路地だったのもあって,緑がかってますが...

辛い調味料は,やはりさらりと甘いのがあるのを知り,殆ど使わず. そのまま食べても十分.

暗い街角で,缶ビール片手に夢中で生煎包むさぼる画なんて,いま思うと怪しいですね.

結局,12 個,ぺろりと食べましたよ.
満足,満足.

あぁ,思い出した. また食べたい...

'雞房重地鹽水雞'

臺灣料理で大好きな料理のひとつ,鹽水雞.

やはりコイツを食べたいっ,ってことで再訪.


今回は前回と違って,大きな騒ぎを起こすことなくスムーズに注文しましたよん :)
番号札も冷静に受け取れたし.


そういえば,今日のお父さん,簡単な英語通じたな...恐るべし.


鶏肉 1/4 + 3 品 コースを選択.
追加した 3 品は,鶏のトサカ,米血糕,そして桂竹筍. 本当は蓮藕,レンコンを選択したんだけど,ない,っていうから米血糕に.

そんな感じで終了.

ビール 3 本っ (笑

あと,そうそう.
龍泉街ですれ違う多くの人達が手にしている "アレ" が気になる,と言うので,
その列を辿って見ると...

着いたお店がこちら.


前知識なしで訪れたのですが,美味しかったですよ.
これもどうやら臺灣特有の食べ物みたい.

でかい米血糕を,ちょっと甘い辛めのタレが入った壺に突っ込んで,タレピーナッツの粉まぶす,という料理.
パクチーが実にいい味を出している.
パクチーインパクトと言うものを,はじめて認識させられた.ぱくちー,すげー.

'一吃獨秀'

で,やっぱり臭豆腐食べたくなる.

緑の臭豆腐のお店,というのがあるらしいのでソコ行ってみよう,となる.

しかし,これまた臭豆腐のお店探しで,夜市内をグルグル.
...ないない.一向に見つからない.

まぁ,参照した情報のエントリーが 1995 年とかだからなぁ,と歩きながら調べていると,
どうやら夜市の中と別に,夜市から外れた所にもお店を構えている,という情報をポツポツ見るようになる.

確かに google map で調べてみても,ピンが落ちるのはお店の方.
つまり,夜市中からは撤退していた,ということ?

夜市のエリアから見て,
最寄駅 '台電大樓站' の向こう側で,さらには,むしろもう一つ行った '公館站' に近かったりする.
結構遠いかもしれないけど,折角だし腹ごなしも含めて行ってみましょう,となり脚を運ぶことに.

心の準備をしたのあってかもしれませんが,そう思う程遠くはなかった.

でちょっとウロウロして,
これまた思った以上に地味な場所に,ヒッソリと.


お店に入って正面奥のカウンターでお姉さんが切り盛りしている様子から,
オーダーを入れるのはコチラだろうと,お店のひとつに直接入れます.
臭豆腐一つ,指差しでお願い.

そして適当に目についた空いている席に着く.
2 人と 4 人掛け用のテーブルが,9,10 程度.
空いてるのは,2 テーブルくらい.
結構お客さん居ますね.

舟の形をした皿に盛られて出てきます.
こんな感じで.


確かに緑系の色であることが,外からもホンノリとわかります.
さらにお店の蛍光灯も,ちょっと緑が入っているようなエフェクトもあり (笑

舟の皿の中に,デフォでタレがあるのですが,
周りを見ると,皆さん,容器に入った唐辛子の調味料,豆板醤だと思うけど,を掛けながら食べている.

この調味料は,
各テーブルに用意されているわけではなく,
使いたかったら,他のお客さんが着いているテーブルから,容器ごと取って来る感じで,お互いにシェアしている様子.

着いたテーブルにはなかったので,
思い切って,一応食事を明らかに終えてらっしゃるテーブルを選びつつ,緊張しながら一応 "ちょっと頂いていきますね" な雰囲気出して,調味料の容器ごと自テーブルに.

色が特徴的なだけ,もっと何らか癖があるものか,と思っていたらそう言うものでもなく.

あと,こちらのお店も,
豆腐を小さく切った状態で揚げてますので,
食感として,揚げたサクサク感がちょいと強調されます.

おいしいね.来てよかった.
豆板醤はかけた方良い.


臭豆腐を食べているなか,お店のお姉さんが,
「これお店からのサービス」って持ってこられた.


嬉しい.
勿論ありがたくご馳走になることに.

この麺線っぽいのこの食べ物.
料理名の字面から,どうやら麺はお米が原材料になっていると....ってことは,ビーフン?

スープは,"おれっ,出汁っ" ってくらい出汁が前面に出ている.
このインパクトに,まずビックリ.
日本で言うと鰹出汁といったところかしら."かーつーおっ" な押しがあります.
少なくとも自分が食べてきた中での話ですが,調理として,こんなにも出汁出汁した調理センスで作られる食べ物,って思いつかない...

一方麺の方は,臺灣の麺食なので,とってもフニャフニャしたものを想像していたら,あまりそれ程でもなかったです.
先にも書きましたが,麺線,っぽい感じで対峙したので,
これまでに見てきた,多くの先人の方々のコメントにあるよう,もっとボンヤリとした味なのかと思ったらそうでもなく.
むしろ個人的には,結構濃い味付けだな,と思った.

実は,臭豆腐食べている段階で,
お腹の状態は "もう十分" な状態で,サービスを頂いた時正直面食らったのですが (笑
何かスンナリとお腹に収まったです.
結構,軽い食べ物でした.


ということで,本当の麺線への興味がアガる. 麺線は,今回の旅行で最も体験したい食事アイテムの一つなだけに.

お店の人に,ありがとう,とご馳走様を言ってお店を後にする時,
お姉さんと,たぶん奥にいたお母さんが,わざわざこちらに バイバイ,と手を振ってくれたです.
商売とはいえ,旅路でのこういう体験は "ならでは" でありやはりいいものであったりします.

というか,麺線 って何からできているのだろう.

そんなこんなで,3 日目も おしまい. まんぞくっ!

臺湾巡り 2012.10 3日目 (1/2)

3 日目です.
今日もいー天気.


台北に移動しますよ.

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.

この日はリスタート早め.

そうそう.
部屋のベランダから見える朝の風景.


毎朝この場所で,お店を構えるお母さんがいます.
ちょっとこの写真では見えづらいですが,鶏肉を売っています.
すごいのは,鶏はマルゴト,その場でバラされます...たくましい(笑

決して賑やかな開けた通りではないのですが,
ちゃんとお客さんもきて,毎度しっかりと売り切って店を閉めます.

若いお姉さんが野菜売っていたり...
何か偉いなぁ,と.




食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食' ふたたび

さて,今朝の朝ご飯は,と.

事前の下調べで気になっていたお店があって迷ったのですが,やっぱり '老店興隆居' にしました.
で.もし,余裕あったら欲張りして,気になるお店にも行ってみよう,と.

この日は昨日と違って,早く来た分忙しい時間にヒット.

店先では,'湯包' を蒸しています.
この熱気を目の当たりにしたのもあって,すっかり忘れていた朝ご飯を迎える時のふんわりとした高揚感を思い出して,自分にちょっとビックリ.


何か,昨日来た時とは勝手が違うようで,
列が 2 つある.

ひとつは,'湯包' のみの列.
そしてもうひとつは,店内に延びている列.

でどうやら,忙しい時? に湯包を買う場合というのは,
たとえそれ以外のアイテムも買うのであっても,
湯包のために必ず "湯包の列" で注文を行わなければならない,というルールがあるみたい.

自分は違うからと,
"それ以外の列" に並んだまま,"湯包の列" 越しにオーダー入れようとしたら,他のお客さんに結構な勢いでガなられた (笑

ということで,
改めて "湯包の列" の最後尾に.並び直す.
すんごい列です(笑

こうやって並んで待っている間も,僕と同じような事しようとしたオジサンオバちゃんとか居て,結構トラブってましたよ.
でも,現地の人なのかな?,何食わぬ顔で強行突破するケースが殆どだったりもして(笑

見ていると,
"湯包のみの列" のお客さんは,湯包だけ買って帰る人達ばかりですので,
店内で食べたい派にとってはちょっと心配になってくるのですが...

大丈夫.

ちょっとしたお作法があるみたいです.

それは,
湯包を頼む時に,
湯包のゾーンの直ぐにある,粉もの系が並ぶディスプレイの上にトレーが積んであるので,そのトレーを手にすると良いらしい.

そうすると,
"店内で食べますよ." という合図みたいなもので,その態で対応してくれます.
そういう意味で,まずトレーを手にしてから列に並ぶのが正解となのでしょうね.

オーダーを入れながら,トレーに手を伸ばすと,
お店の人は,大多数のテイクアウトの人用の箱ではなく,お皿の上に湯包を載せて貰えます.


ということで,湯包をゲット.

そして今度は.
お店ん中へ延びる方の列へ.並び直します (笑

で,今回はコンな.


左から '鹹豆漿','冰豆漿',そして '湯包'.

今回は湯包用の調味料をしっかりと用意しましたよ.
調味料の画,おさえるの忘れちゃいましたが... orz


この調味料,何かに似てるなー,と思って思い出したのは,ちょっとムリヤリっぽいかもしれませんが,沖縄の調味料,コーレーグスっぽい?
もっと言うと,近所のくりはらさんちのお蕎麦にかけるやつ....あまりに閉じた例え(笑

ということでやっぱりウマウマです :)

な,感じでごちそうさま.

先にも書いた通り,次の欲張りもう一軒も考えているので :P
今回は粉もの 1 点 で計 3 点にしたのですが...
何とココでお腹キツくってタオルを投げることに.

というのも,
ちょっとアレな話ですが,入るばかりで,健康的な体内循環がなく
お腹,張りに張っている... この感覚が実に居心地悪いっ.止めた方良い思って,朝ご飯は終わりに.
残念だし,何か悔しい :)

動きたくて,歩いて宿に戻ります.


何か雲がいいなぁ,と思って...
宿に着いてチェックアウト.
今回も本当に居心地良かったです.
「ありがとう,高雄来たらまた多分お世話になりますね」,とお別れ.

またね,高雄

台中へ寄っていこ

これから臺北に移動するのですが,
thsr 3 日間フリーの力を使ってどっか足を伸ばしましょう,と台中をチョイス.

理由は,一回も訪れたことないから.

一度,そういえばあれが初めての臺灣だった,鹿港へ向かうためにカスッたことはあるけど,ちゃんと足を踏み入れて歩いてみたことがない.

台中でお昼食ぅをおべ!,という計画.

とは言え,完全なるアドリブなので,前準備何もなし.
貯めていた情報もあるけど,どこも駅から遠すぎる.

いずれにせよ, thsr の 台中站 にはあまり何もなく,ローカル線,で良いのかな?,の台中站 '台中火車站' へ移動することに.

thsr の 台中站 と 台中火車站 は直接繋がっていなかったりします.
thsr 台中站 を降りて,ローカル線,'山線' というらしいです,の '新烏日站' に移動します.
站同志は繋がってますので,徒歩ですぐ.

この '新烏日站' の改札で,台中站へのチケットを買います.
何か種類,よくわかんない (笑.たぶん特急とか,各駅とかでしょう.
確実に戻ってくるので往復チケットを買いました.


往復でまとめて購入すると,ちょいと安くなるみたいです.


勿論,出発時刻とか調べて行動したのですが,どうも来るべき電車と時間がおかしい.
かなり適当? それとも自分の時計の見方が間違っている? "え? 時差?" とか馬鹿な発想までして自分を疑う程.
結局最後までわからなかった.
実は未だ納得いかない...

台中に降り立ちました.


もっとギラギラしている街かと思ったら,そうでもなく,いい感じ.




あてもなく歩きながら情報収集です...

食,おやつ,'洪瑞珍'

プラリと曲がって入った道で偶然ヒットしたのと,
google map でのレビューの多さに加え,
フォローしている @MatsuDakou さんの tweet で気になっていたのもあって,店名出てないから違うかもしれないけど,もしかして?,と寄っていくことに.

サンドウィッチ屋さん.


買ったのは,あえてノーマル,だと思われる (笑,ものに.


パッケージ,いいっ!!
好み.

さて.


パンはこの画でも何となく伝わるかと思うのですが,すんごい柔らかい.ふんわふんわ.
具はハムとピラピラな (笑 チーズ.

うんうん,ノーマル.

で,味なのですが,
知っているサンドウィッチの味と違う.
甘いのです.

この甘さは,画で見ると白い部分.

これ,おそらく生クリームかと.
触感も味も,自分が知らないサンドウィッチでした.
個人的にサンドウィッチは食事,軽食のジャンルのものですが.
臺灣はよりおやつに近い感覚なのでしょうね.

あ,甘さは,
砂糖がザラリとかではありません.すんごい甘いものではないです.
甘さは,そう立ったものではなく,ほんのりと,な程度.

そんな寄り路しながら調べ続け...,
結局自分のプロットで唯一近くにあるお店に行くことに.

肉圓,となりました.

食,お昼ご飯,'台中肉圓'

しばらく歩いて...ありました.
'台中肉圓'.


どうやってオーダーしたっけ...詳細忘れちゃった.
確か最初に店内で食べることを表現して,テーブルにつきながら直接指差しで頼んだような...

オーダーしたのは,
お店の看板にもなっている '台中肉圓',そして '魚丸湯'.


台中肉圓


肉圓は幾度か,3 回くらいかな? 食べたことあって,
実はそれ程美味しいと思ったことない...

じゃぁなぜこのお店,と言われると,単に現実路線の消去法によるもので,
まぁネタ程度に,と言った感じで足を運んだのです.


ところが,これ食べてはじめて,肉圓って美味しいものなんだ,と思いました.

肉圓を運んできてくれたお兄さんに,これにこれ入れて食べるんだ,と教えられる.


お店のひとは,「カラシ! カラシ!」って言っていた.
見て想像つく通りマヨネーズくらいの粘度のペースト.

実際,確かにカラシっぽく.

カラシ言っても,
日本の本当のカラシのようにスンゴイ辛いものではなく,
どちらか言うと,洋カラシ程度.

ほんのりとピリリ程度の辛さ.

個人的には,こちらをぱちゃ,っと掛けて食べることオススメします.
ウチは結構かけました.

隣に可愛い小っちゃい子ども 2 人連れの母子がいらして,
ちょうど自分の隣に席をとったお子ちゃんが,
このペーストを掛ける様をガン見してきてて,とても興味深々のご様子.
現地の人も珍しいの?

魚丸湯


これはかなりアッサリ.

魚丸言うと,自分の中では,'佳興福州魚丸店' なのですが,
ここの魚丸は結構シッカリ食感.

'佳興福州魚丸店' のはプリプリふんわりですが,
こちら '台中肉圓' のは,そう,イワシのツミレっぽい.

スープも含め 個人的には '佳興福州魚丸店' の方が好みだったり,というのはありますが,
魚丸の種類が違うから,別の料理だったりするのかしら?

ごちそうさま.
とうことで,台中を後に.

本当にこれだけ(笑

改めてまた今度!



臺湾巡り 2012.10 2日目 (2/2)

2 日目の,その弐.

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.

高雄,サイクリング

結論.

"がっかり" ... (笑
何となく寂しくなった.

朝食をとった '老店興隆居' を後に,ふたたび自転車にまたがって特にあてもなく,街を走ることに.

前も書きましたけど,高雄のサイクリングは個人的にかなり気に入っていて,何気に高雄に来た時の楽しみのひとつになっている.
海があり,河があり,結構何度通っても気持ちが良いサイクリングコースが整っており,
さらには,用意されたサイクリングコースでなくとも,日本と違って道が広い.ルールを守り,気を付ければ安心して走れる.
日本は,気を付けても危ないからね...(ったく!)

今回は,つまんなかった.
認めたくないですけど...

と言うも,
どのコースも何かしらの工事をしており,まともに走れない状態になっていた.
高雄の街中だと,昔の線路をサイクリングコースにリノベしたルートがあるのですが,これがダメ.途中でショベルカーがガシガシ工事しているし,その部分を避けて先に進んだら12月頃から工事はじめっから,とバリケード張られて行き止まり.

面白くないから,
そうだと,旗津へ.
前回,今年2012年の04月,行った時は改装中とかで,2012年07月とか,09月終わるよ,な告知を掲げてたの見てたので,
終わった時期だろうし,どんな感じになっただろうかと結構楽しみに海渡って行ってみたら,...なんと全然工事進んでない様子.
いや,むしろ,さらに風化している印象...

がっかりで,すぐに陸へ戻る.
ほんとがっかり.

おかげで何もすることなくなり(笑
昨日と同じ,英國領事館 の丘まで登って同じ位置から夕陽たそがれ...

そんなこんなしているうちに,陽も沈み.


...っ!! ごはんだ,ごはんだ :)

晩ご飯,瑞豊夜市ふたたび.

昨晩行って好印象だったのもあり,瑞豊夜市へふたたび!!
やっほー.

昨日訪れてて,気になっていたけど,お腹イッパイで食べなかった屋台を攻略することに.

'龍師傅 辣脆腸'

まずは,ココ.


実は昨日からずーっと気になっていたお店.
昨日から前を,幾度も素通りしていたりする :P

しかしながら,
見る限りどーも難易度高そうで,
しかもお店は結構人気みたく常に人だかり,という事でなおさら近寄りがたい.

お作法を解読しようと,
店を埋めるお客さん方の背中越しに,何故か素知らぬ振りまでして,ガン見(笑
# 今思うと,相当怪しかったろう.

大まかに,"ボールに食べたい食材を入れて,お店の人に「お願いね」する",まではわかるんだけど...
各アイテムがどれなのかが分からないのは良しとして,
それぞれのアイテムの採る単位とか,
"大份 中份 小份" のサイズはどうやって見分けているのか,とか
色々気になって気になって...

気にはなるが,どうしても把握できず...


で結局,ムーーッ! (←"もういいっ!"と言う心理状態)となって.
はい.来ましたっ.

そう.飛び降りました.

結局行きつくトコロ,玉砕であります.
"なるようになれっ"

アルミのボールとトングを手に,雲の中へ!

分け分らずアイテムをボールに突っ込み,お店の人に渡すと,
何やら色々まくしたてられる....やっぱり orz

ビビりながら勝手に脳内翻訳(笑

たぶん... どうやら,アイテムによって単位があって,
確かにメニューを見ると,3個で... とか 2つで... とかある.
それが合っていなくて,いいの? って言われているのだろうと.
...たぶん(笑

やり直すのも,続々くるお客さんに迷惑かなと思って,
「ok,ok!!」言っちゃう.


100元出したような...(笑 いくらだったか,舞い上がってて,よく覚えてない....いつもの orz

採った食材が自分でよく分ってないので何とも言えないことに,これまたガッカリな自分.
今思えば,ひとつひとつ画を押さえておけばよかったな...


'蒙古烤肉'

こちらも昨日前を幾度か通っていて気になってしまったところ.

"...なってしまった" 言うのは,実は事前調査にて,
瑞豊夜市 について調べると,こちら色んなサイト,ブログで良くヒットするお店.


天邪鬼な者にとっては,そんな意味であんまり惹かれなかったのですよ.

が,
その調理している前を幾度か目にするうち,食べておいてみたい,と思い始めましてエントリー.


オーダーは,看板にもある通り,1 人分か 2 人分かのいずれかを店頭のスタッフに告げます.指で 1 か 2 で通じた.
そうすると 2 枚の番号札とお皿をあてがわれます.
それぞれで,お皿のサイズが違うみたい.

具材を選ぶ作業はセルフ.
受け取ったら,店頭にずらっと並べられた具材から入れたいモノを "好きなだけ" お皿に "詰め込んで" いきます.

面白い,というか信じられない,と言いますか,具材の量に制限がない,ということ.お皿に盛れるだけ盛って構わない.そう,だからまさに "詰め込む" って感じ.

その時あった具材は,
タマネギ,もやし,ニンジン,きゃべつ,白菜,クレソン,ピーマン,ビーフン,うどんみたいな平たい幅の広い麺,ワカメみたいな海藻もあったかな? キノコ類もあったっけかな? もっとあったかも.そして唐辛子とかの香辛料系の具材.

で,選んだら番号札は手元に,
モリモリでユーラユラのお皿のみお店の人へ手渡し,
同時に,一緒に調理するお肉の種類,牛肉,豚肉,鶏肉,羊肉から選択してオーダー終了.

細かい/小さい具材を先に,だんだんと大きな/嵩のある具材,という順番がコツみたい.
さすが,皆さん上手(笑

番号札を手にしていると,
お店のお母さんっぽい人が,何となく分るので近づくと,任意のテーブルに連れてってくれる.

一方の札を渡して,テーブルで待ちます.


この間,お箸とかご飯,スープ,わかめスープだった,をとってくるのがヨロシ.
こちらもセルフ.

席は人が通る道を挟んで,エリアが 2 つあるのですが,
この配給場はそれぞれに用意されてました.

あ,お茶もあったかな.でもデフォで甘くてダメでした.
スープもほぼお湯で味気なく...

しばらくすると,調理後のお皿をもったお父さんがテーブルまで持ってきてくれます.
番号札は机の上に見えるようにしておいた方がいいかも.
それを見て運んできてくれるみたいだから.
そして清算も,このテーブルで行います.便利っ!
2 人分でしたので,160 元.

たっぷり!! :)


はい,いただきもすっ!

味は,濃い目.
見た目で感じて頂ける通り,香辛料がシッカと聞いて,飯んまっ,な味付け.
かといてって胡椒効きすぎて辛かったり,ショッぱかったり,というのはなく,思ったよりバランスのいい味でした.
見た目からすると,もうすこし尖った味覚のモノを想像していたのですが,思いの他,優しい.
個人的にはもっとパンチあっても良いかな,と思うくらい.正直,その普通さに肩透かしを食らった感もあり.もちろん悪い意味ではありません.

とはいえ,あれですね.
調理方法からもイメージ出来る通り,いずれにせよ,オトコの飯,って感じ.ワイルド.

ご飯をおかわりしましたお.

勿論味もそうですが,具材をとる作業から既に楽しくて,
そんなエンターテイメント感もあって満足.
また行きたいです.

こんなところで 瑞豊夜市 を後にすることに.
折角なので 漢神百貨店 をプラッとして宿へ.

本当は,六合夜市もハシゴしようか案があったけど,
疲れて帰ることに.

そんなこんなで 2 日目の高雄,おしまい.
何か日中は色々消化不良なことがいっぱいあって,帰りながらヤッパリ thsr でバンっと足伸ばせばよかったかな,と...

臺湾巡り 2012.10 2日目 (1/2)

2 日目.

2012.10.19 (fri),快晴っ.
いいねっ.

2 日目はこんな感じ.;

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.
その朝の起動はゆっくりすることに.

ブランチなタイミングで食事を摂るというトコロから始めましょう,となる.

高雄に来たらやりたい事のひとつは,サイクリング.

自転車をレンタルします.
今回も,西子灣出口前の大通り,臨海二路を挟んだところにあるお店で借りることに.
レンタル時間は,09:00 am - 07:00 pm,一台 100 元.
身分証明,海外渡航者だとパスポートになるでしょうね,お店に預けて,乗りたい自転車選び,鍵もらってスタート.

さ,まずは.ご飯.行きますよ.

「あそこの豆漿が美味しかったので,また行きたい」言うことで,'老店興隆居' へ舵を.

お店は,11:30 am までだったはず.
今からですと,ギリかなぁ,というタイミング.


食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食'

あいよ,再訪です.

相変わらず,お客さんで大賑わい.
どれくらい凄いかって,外で常に警備員?,警察ではないと思うけど,の方が笛持って立っていて,
時々,警察の人が取締りに来るほど.

そういえば,前回,
中で食べていた方が,路駐していたのでしょう,食事途中で慌てて外に飛び出していく画を目の当たりにしましたね.

さて!
前回こちらに伺った時にあったオーダー時の醜態を赤裸々に描いてみたわけですが,今回は大丈夫っ.

強い味方.
きらぁーん...


コレ. お店のカード.
ここにはお店で扱っているメニューアイテムが書いてある.


これを使えば, とりわけ身振り手振りですら伝えるのが難しい状況下においては,その力を発揮するのですっ! (キリッ

周りの人達に大きな迷惑をかけず,騒ぎを最小限に抑え, 実にノリノリでオーダーをできたりする :)

ここのお店,
順番が <湯包> → <粉ものゾーン> → <レジ> → <汁ものゾーン> な構成になっていて,
豆漿とか飲み物系にありつくためには,真ん中のレジの壁と対峙しなければなりません.

現地語での遣り取りがソレナリにすら出来ない者にとっては,
個人的に,このシステムが実にやっかいだったりする.

ということで,もし
お店の人との遣り取りが不安,あるいはお店が忙しそうで迷惑がられるのが心配等といった場合は,お店の前を埋め尽くすお客さんの雰囲気にビビらず,落ち着いて?,まず店内に入り,このアイテムを手に入れ戦闘力をアゲておくことをオススメします.

っつか,いいかげん良く使う言葉ぐらい身につけろ,ってのもあるけど.
なんか発音がいけないのでしょう,ビシッと通じたことなくて,いっつもぽかーんとされる...orz

汁ものゾーンまで行くケース, 清算はレジではなく,汁ものゾーン,その場で行うことになるみたいです.

そんなこんなで,今回頼んだのがコチラ.

左上から "z" 方向に,'焼餅葱蛋','湯包','鹹豆漿',そして'蛋餅'.
トータル 72 元.

...食べ過ぎかも.

いやねぇ, 席について画におさめようとした時点でやっと気づいたのですが,'蛋餅' と '焼餅葱蛋' が被っている.
頼んでいる時はテンション上がって,その事実には,全く気づくはずもない.
かといって戻すのも無礼だし,勿論その気もないので,"はい,いただきます" と.

'湯包'

ほい,'湯包'.


ここに来たら何より '湯包'!! ここの '湯包' は食べた人を本当に幸せにしてくれる.(んではないでしょうか)

口にすると,にーくじーる がドパーっと溢れ出てくる.ホンッとに.

今回,多くのレビューワーの方がやってらっしゃるように,
割った時の画を押さえてみようかな,と口に運ぶ前に割ってこんな画を撮ってみたのですが...

大した画にもなってない上に, 撮った後,手に取ったら皿の上にシルが...激しく後悔 orz.
もうこんなことやんない.

手がべっとべと. でも,シアワセっ(笑

でね,お店では調味料を用意していてくれるんだけど,
その中でどうやら,この '湯包' 用の調味料なるものがあるみたいよ,って教えられて.
しかし時すでに遅し.

...ここで次の日の朝食がほぼ決まったりする(笑


'蛋餅'


これは今まで食べてきた '蛋餅' と印象が違うくらい,厚め. 味はあっさり.

今になって思ったのですが,もしかしてアレ卵焼き? と勘違いして手にしちゃったかな,なんて思ったけど,
実際のところどうなのでしょう.

で,これを食べる時,というかタマゴ系を食する時は,
'葱蒜醤料' という調味料,ネギ醤油って感じ? と合わせることをオススメ.
さらに豆板醤だと思うのですが,辛いペーストか,ラー油を一緒に合わせるのが個人的な好み.
どっちかだったら,ラー油だけでもいいかな.


'焼餅葱蛋'

そして前回,特にこだわりもなく頼んでその美味しさに悶絶した '焼餅葱蛋'.


いやぁ,うんまいうんまい. 包んでくれている焼餅の食感.クリスピーなパイ生地っ.そしてほんのり,でもしっかりと塩味利いた葱蛋.

'鹹豆漿'

でもってコチラ '鹹豆漿'. もう,ここの鹹豆漿は最高です.

そういえば. 今回作ってもらっている時,何か聞かれてて,
実は良く分からなかったけど,繰り返し言っていた言葉のうちに「ラー」というのが聴き取れたので,"辛いの入れる? どっち?" な事を聞かれているのだろうと判断.勿論「ラー,ラー,ok」と答える.

こちらの鹹豆漿は,こちらでも言われているように,実に濃厚.

自分の場合,鹹豆漿を食べる時,ガシガシかき混ぜるのはあまり好きでないので,静かによそって食べる.
こちらで表現なされてる,"コーンポタージュスープのよう"という形容はピッタリであります.

味は,言わずもがな.
あ,"辛さ" は結構しっかりと辛くって嬉しかった. 多分,後で各自調味料を足すことと同じなのでしょうが,お店側がやる,と言う意味でデフォルトでこの辛さであること,そしてその思い切りの良さに結構驚き.
辛いのサイコー.

しっかり平らげて,ごちそうさま.
食べたことですし,街を自転車で巡ります.



臺湾巡り 2012.10 1日目 (2/2)

一日目,その 2 っ.


往路,羽田.日本 > 松山.臺灣
臺北
  • tpe-free 手続き
  • thsr 3 日間パス 手続き
高雄




西子湾に戻り,時間もあるし,腹ごなしも,とゆーことで周辺を歩くことに.

一度ホステルに戻らなければならないのもあって,
'英國領事館' 経由で,まぁ夕陽でもおがみつつ '西子灣隧道' を抜けてホステルへ,というルートを採ります.


英國領事館 方面までの丘を,いわゆる裏側? から通る細い坂路を登って行くことにしました.
理由は単なる好み,です.

個人的には,いわゆる "裏道" な感覚で,静かな通り路という印象だったのですが,今はどうやら観光ツアーのルートになってるようで....中国の人なんだろうな,前みたいな落ち着きは完全に失われてしまってました(笑


路を登りきると,ちょっと小高い所に展望台っぽい小屋みたいなスペースがあるので,夕陽はどうでしょう,と立ってみる.


が,沈む方向に厚い雲がかかっていて,景色は楽しめず.

英國領事館.
前回訪れた時はメンテ中かなんかで入れなかったのですが,その作業も終わっているようで,寄ってみようと目の前まで行ったら...

入場料をとるようになったみたいです.

以前は,とくに入場料を払うことなしに入れていたのですがねぇ.
館の門の前の観光客,そして丘を上り下りする階段ですれ違う観光客の様子を見ると,まぁー今となってはそれも致し方ないかなぁ,とも思ったり.

しばらくして丘を下り,中山大学の敷地から始まる西子灣隧道を抜けホステルに一旦戻ります.



そして,'瑞豐夜市'へ.



食,晩ご飯,瑞豐夜市

前々から行ってみたいと思っていた,瑞豊夜市っ.

高雄にはこれまで 4 回ほど脚を運んでいながらも,
いつも曜日があわず訪れることができなかった '瑞豊夜市'.

というこって,今回初!! 念願です!!

kmrt で西子灣 から 美麗島站 で紅線へ乗り換え.
美麗島站 から左營方面へ 巨蛋站 は 1 番出口,だっけかな? 駅の出口案内のパネルみればすぐ分かると思いますが,を出て,そのまま真っつぐ!!


きたっ.


キラキラでねがっ!!

なんか,ネットで紹介されていたのと違う.

ゲートのデザインが変わったなんて情報ヒットしたことなかったから,こんなんなったのって最近なのかしら.

瑞豊夜市,夜市自身の情報は色々目にすることはできたのですが,
お店単位での情報収集 & 整理に手が回らず,ほぼ行き当たりバッタリで対峙することに.

まずは一周して...


今回いったお店.
  • '科利克 爆漿 雞腿捲'
  • '大長今'? 韓国式泡菜鴨血
  • '邵師傳上海湯包'
  • '徐記香酥臭豆腐'


'科利克 爆漿 雞腿捲'

まずは,見た目,美味そうだな,とじわじわ気になってきた '雞腿捲' なる料理.

何か,鶏皮なのかしら,薄い膜みたいなのでお肉を棒状に捲いて,焼き鳥みたいな焼き機で焼いている.

字から想像するに,中身は鶏なんでしょうね.

お店は,こちら.
'科利克' でいいのかな. お客さんは,ひっきりなしに行き来し,常に4,5 人ほどの人達が列を作っている.


恐る恐る列に入り,
お店のお姉さんに 1 つ欲しい旨を伝える.
勿論現地語知らないからナンチャッテ英語です.

そしたら「ニホンから来たのですか?」と.勿論カタコト.
そんなお姉さん見て,
あぁ,こっちもキチンと言葉覚える努力しなくちゃな,って思いました.

さて.
味を用意されているバリエーションから選び,
番号札を受け取る.
そんな辺りを身振り手振りで教えてくれた.
とても親切.

オーダーを一通り終えて,
「ジュップン,マッテ」っと.
ok,そのあいだプラっとしてくることに.


で10分後.

自分の番号があるのかどうか,分からない感じで戸惑ったのですが,
自分の札より,随分前の番号があったので良しとして,お姉さんに差し出す.
受け取ったのがコチラ.


そう,ソーセージみたいな食感を想像してもらってもいいかも.

鶏肉を素材にした,大きめのソーセージ.

外側は皮っぽいのでパリっプリッとしてて,中は歯ごたえある,これまたプリッとしたお肉.

今回味は写真からわかるよう,辛い目のものにしたので,
まぁ,ビール星人にはたまらない(笑



量的にも,色んなものを食べたいので,これくらいがヨロシ.
コレっ! といった特徴があるモノではない料理っぽいけど,おいしかった.

また来たら,もう一度食べたいアイテムのひとつとして選択肢に挙げてもいいかな,とは思う.



'大長今'? 韓国式泡菜鴨血

次,これ.


最初,一周していた時,注文していたお客さんの背中を通りながら "美味しそうだなぁ" と思っていた店のひとつ.

そして当てもなく歩いていたら再び前を通ったので,じゃぁこれ食べてみよか,と.
何の料理だかよく分かってないのですが(笑
実は今でも...

注文していたら,こちらでも "あんた日本人でしょ" 的な事言われて.
そうだと,答えたら,「似ている,似ている」って(笑

本当によく分らないので,
お店の人の勢いに任せ,適当に見繕ってもらった.

素材の名前を教えてくれながらバンバン素材を入れていくんですが,
終わりの方で「トッポギ,トッポギぃ!」とか,と韓国の食材が出てきた.

このあたりで,あ,と.

辛い,という味覚は大好物なのですが,
どうも昔から韓国の味って苦手で.

ここら辺りでちょいと失敗した感に気づき,テンション下がる(笑

最後に,がっちり辛くしてもらって.
はい.60 元.

おそらく料理名は,素材から,韓国式泡菜鴨血 になると思います.

確かめれば良かった.


お店の名前は.
どれが名前か把握できず,最後まで分からなかったのですが,
後で調べてきたらこんなのあって. 掲載されている写真から,店を構成するアイテムとか容器とか似てるからおそらくコレだろうと.

'大長今'っていうのかもしれません.

間違っていたらごめんなさい.
ってか台湾に来てまで韓国かお orz. な感じで凹む (笑


'邵師傳上海湯包'

次はこちら.'邵師傳上海湯包'.


通りすがりに,店のスペースで食べているお客さんの姿に惹かれて,こちらもフラっと.
特に何の前知識なしに.

看板の写真を指差し,ウェイターっぽい仕事をしているお兄さんに注文.

注文は入ったけど,
何か本当に注文が入っているのか,作ってもらっているのか分からない,フンワリした雰囲気に心配になりつつ,
さらには落ち着く立ち位置も見つけられない状態のまま待つ.

この時は,あぁ,自分結構キョドッテルだろうなぁ,と思いつつ(笑

出来るだろう,時間まで立っていると,
手の空いた,先ほど注文を入れてくれたウェイターのお兄さんが目の前に.
個人的には "ちょっと近いなぁ" な微妙な距離感.
どこから来た,とか幾つかの話を振られるも,
固まってしまってる自分には盛り上がる由もなく.よそよそしくもあり.
何かこういうの苦手(笑

結構待ったかな.

出来たものを受け取ってから,
落ち着いて食べたいので,移動.

夜市の真ん中は,人が通るのもギュウギュ押しながらなので,普通に食べるスペースなんてあるわけない.
夜市の奥の方,サイド的に "裏側" になると言えるかな?,比較的人がごみごみしていないエリアを見つけて,そこで食べることに.

目の前には,とあるお店のテーブルがいっぱいあるんだけど,
そのお店のモノを食べるでもないのに,勝手に座って他のお店の料理を広げるのは,さすがに人として失礼だと思うし,こんな状況の中,落ちつて食べるスペースがあるだけでも良いじゃんと納得して,隅っこに立って食べることに.

蓋を開けて食べようとしたら,

やっぱりお店のオジサンが,こっちに近づいて来て,何か大きな声でまくしたててくる.
あぁ,やっぱりそうですよねぇ,と思いながらも離れようとしたら, 手招きをして,下を指差す...
どうやら,オジサンが言いたいのは "人の店で勝手に食べるな" ではなく,
"立って食べないで,空いてるそこの席について食べなさい",と.

おこられていると思ったら...

ありがとうと感謝の意を述べて,お言葉に甘えて席を借りることにしました.
自分のお店には何も得はないのに,なんて心が広いのかしら.

この出来事は今回の旅行で,
一番気持ちの良かった出来事.

あらためて,臺灣っていいな,と思えて何か嬉しくもなり.

いつまでもこの大らかさは大切にしていてもらいたいものです.

あ,で,料理のお話.
うん,フツー,といったとこ(笑
でもって写真,とるの忘れた(笑

まわりのこんなしょーもない風景は撮って...


食べた後で,同じ店の前をまた通った時やっと把握できたのだけど,
思えば蒸した方を頼むんだったと失敗に気づき,ちょっぴり後悔.



'徐記香酥臭豆腐'

「やっぱ臭豆腐たべたいねぇー」となって再びお店を探すことに.

これが迷った迷った.
道にも,お店にも...

汁モノではなく,揚げたのを食べたい,というのと,
自分が「さっき美味しそう店構えを見たんだけど,どこだっけ...」で歩き回り...

この為に 5,6 週くらいしてるかも.

で結局わからず,疲れもあって,
途中幾度か前を通って,お店の方の雰囲気が良かったのもあって,"気になっていた" とお互いのピントが合ったことでコチラのお店をチョイス.


お店の人に,1 皿頂きたい意思表示をして,席に通される.
席言っても,よくある会議室の茶色い長テーブルが 2 つ,3 つ?,程度だからこじんまりとしたものです.

で,ここは大正解.

ここでは,これまで目にしてきた一つの豆腐,10 * 10 cm 程度?,1 個をおそらく 9 等分の大き目のサイコロサイズに切って挙げているようです.


いわく,大きなままの 1 個を揚げ,さらに細かく切ってから更に揚げているみたいだ,とのこと.

カリカリで,食感も楽しくて,美味しかった.

調味料が色々用意されていて,好きなの掛けて食べるみたい.


周りの人の食べ方を見よう見まねにやってみたけど,
何はともあれ下ろしニンニクを必ずかけることを推します.

その上で更に自分の好みの調味料を加えて.

個人的には下ろしニンニク+豆板醤+酢(白でも黒でも)かな.

合席で座ったオッサンなんか,ニンニクと豆板醤,どっさぁっと載せてた.
また来たい.


ということでご馳走様.
お腹いっぱい.

西子灣站 についた時は,すでに零時はとっくに廻っており.
站は,最終? みたいな雰囲気.人もまばら.
それが定かかどうかわからないけど,最終を逃していたら,と思うとちょっとゾッとするものあり.

宿に戻り,何だかんだで就寝時には午前 02 時までもとっくに回っており.
いつの間にか寝てました,とさ.



そんなこんなで,疲れ切って一日目,おしまい.



臺湾巡り 2012.10

4回目の渡航.


今回は航空券の都合もあって,4 泊 5 日.

今回の旅行は,"ありがとうお天道様".
やっぱり,お天気がいいって楽しい.
ところで,台湾ではお日様に対する信仰ってどんなのだろうか,とふと...
この度のアウトラインはこんなところで.


1 日目
往路,羽田.日本 > 松山.臺灣
臺北
  • tpe-free 手続き
  • thsr 3 日間パス 手続き
高雄
  • 食,お昼ご飯,旗津は '旗津海産店'
  • 食,晩ご飯,瑞豐夜市
    • '科利克 爆漿 雞腿捲'
    • '大長今'? 韓国式泡菜鴨血
    • '邵師傳上海湯包'
    • '徐記香酥臭豆腐'


2 日目
高雄
  • 食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食'
  • サイクリング
  • 食,晩ご飯,瑞豐夜市ふたたび.
    • '龍師傅 辣脆腸'
    • '蒙古烤肉'


3 日目
高雄
  • 食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食' ふたたび
台中
  • 食,お昼ご飯,台中は '台中肉圓'
臺北
  • 臺北へ移動
  • 食,晩ご飯,師大夜市
    • '許記生煎包'
    • '雞房重地鹽水雞'
    • '一吃獨秀'


4 日目
臺北
  • 食,朝ご飯,'佳香點心大王'
  • 寄り道,景美の朝市
  • 食,お昼ご飯,'盛園'
  • 食,おやつ,'家郷水餃館'
  • 食,おやつ,'阿宗麵線'
  • 寄り道,ここでもピウガルデン!!
  • 寄り道,ル・メリディアン台北 で観賞
  • 寄り道,誠品信義旗艦店 で衝動買い
  • 食,晩ご飯,'金海岸'


5 日目
臺北
  • 朝ご飯,'世界豆漿大王' ('永和豆漿 老店'?)
  • さようなら臺灣




いってみよっ :)