臺湾巡り 2012.10 3日目 (2/2)

高雄
  • 食,朝ご飯,'老店興隆居 傳統早點美食' ふたたび

台中

  • 台中へ寄っていこ
  • 食,おやつ,'洪瑞珍'
  • 食,お昼ご飯,'台中肉圓'

臺北

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.

臺北へ移動

臺北到着後は,まず宿へ.

やはり,今回も star hostel はいっぱいでダメ.

このところ恒例になっている,臺北の宿どうする選手権.
第 1 シードである star hostel が落ちてしまい,競合は "こちらが立てば,あちら立たず" で,いつも結構大変な思いをする.
時間との勝負もありますし...

今回お世話になった宿は,コチラ
この辺りの情報が決めてとなって決定. 初めて思ったけど,こういうプロモーション,写真より動画の方がいいような気がする.

初の利用であります.

どうやら新しいらしいです.
どれくらい新しいか,というと,
ソレ系の大手サイトでのレビューが賑やかでなく,と言うより殆ど見つけられない程で,
さらには google map で hostel の名前を key に検索してもでヒットしない.
それくらい.

最寄駅は mrt 市政府站.
あまり馴染みのないエリアなのでちょっと心配していたら,とっても良い場所だった.
結構通っていたけど,自分が認識していないだけでした.

迷うかと思ったら,結構あっさり到着.

というのも,
「宿はこの辺りだよなぁ...」とブツブツ言いながら歩いていたら,
まぁいかにもトラベラーな態で歩いていたのもあるのでしょう,
オーナーと通りで擦れ違い,「もしかして君たち?」みたいな感じで出会う (笑

どうやらこちらの hostel,オーナーなりスタッフが常に居るタイプではないようです.
必要に応じて電話でコンタクトするタイプ.

で,こんな感じ.




さすがにきれい.

グルーミング系アイテムも必要最低限,デンタル,ソープは揃っています.
男性用のシェービングはありません.
小っちゃいけど,結構なパワーの(笑,ドライヤーあり.

マグカップもあって,ティーパックとスティックのインスタントコーヒーがある.

これらはすべて
部屋を出て直で玄関口の共用エリアになるのですが,
そこにあるボックスにどさっとストックされている,という太っ腹.

あ,このスペースには洗濯機もあります.きちんと洗剤も.

勿論
部屋の中に冷蔵庫も.隅っこに冷凍ゾーンがあるタイプ.

wifi 完備.

いっこ,気になったのが,
シャワールーム,もちろんトイレとはユニット,への扉がガラスで,妙にエロいくらい (笑
こちらの感覚だと,あんまり良いと思わないのですがね... あは.

まぁ,
hostel では,お値段高めらしいけど,全然アリです.
個人的には,納得価格.

また通りに出れば,
近くにコンビニ,seven eleven,
ドラッグストアが2軒,
さらに食べ物系の出店やお店が,昼間は気づかないのですが,結構あって夜も結構キラキラしている.
便利だけでなく,かつ楽しい.

という事で,とても良いと思いました.
今後の大会では,star hostel とココはブッチギリでシードになるはずです.
あんまり人気になっちゃって,ブッキングできにくくなるのが逆に心配になってくるほど (笑

といったところで,チェックインを済ませすぐ外出.
晩ご飯です (笑


食,晩ご飯,師大夜市

臺北での最初の夜ご飯は,ココです.
これ,今回の渡航前から決めてました.(笑

前回の驚きの出遭い から約半年.
そんな過去への清算であります.リベンジ.

行ったお店は,こんなかんじ.

  • '許記生煎包'
  • '雞房重地鹽水雞'
  • '一吃獨秀'

そうそう,前回この夜市来た日は,すんごい雨でゲンナリ,ガッカリでしたが,
今回は,しっかとお天気.
天気がいいと,こんなにも楽しいんだねー,なんて言いながら...
ありがとう,お天道様.

'許記生煎包'

何はともあれ,このお店です.

こちらのお店,ちゃんと hp あって,
"今度こそ逃すものか" ときっちり新店舗とされる場所の住所をチェック&プロットしてきたのですが
どうも...見当たらない.

ウロウロしていたら,このお店が元合った場所に何時の間にか立っていました.
そう前回,あまりの現実に頭を抱えたこの場所.

そしたら,前回もあった移転のお知らせが未だそのままに.


この地図を参考にするのが正解みたいです.
...サイトの方は未更新? :(

目印は,先ほどのイメージにあったマップにある通り,'牛老大' というお店でしょうね.
お店,結構でっかいので分ると思います.

google map で店名 許記 をキーにするよりは,
"龍泉街" と "師大路49巷" をキーワードにして検索した方がいいと思いました.

そしてお店 '許記生煎包' 自身は,こちらの期待感に反し (笑,結構地味な路地にあったりします.
実際 "まさか,こんな小さい路地じゃないでしょ..." と入るべき通りを一度通り過ぎたくらい.
しかも,勿論周りにはお店がびっしりとひしめき合うのですが,そのどれもが何故か洋服やブティック系という... 「なんでここなの?」というのが正直なところ (笑 勿論,周りのお店の影響からも,その通りは小さいのにも関わらず,とっても人が多いです.

'龍泉街' をまっすぐに '台電大樓站' 方向へ歩き,
小さい十字路 2 つ目で右側に '牛老大' が見えたら,その角を右折.
その路地は,思う以上に狭いし,見た感じ洋服orブティック系のお店の看板やノボリばかりですが,
思い切ってどうぞ.
人をかき分け,もりもり進むと,左サイドに構えてます.

'龍泉街' を歩いていて,seven-evelen まで行っちゃったらダウトね.


お店の前で,餡を包んでます.


頼み方は,
お店の奥に構えている演壇のみたいな所に居るお母さんの所に行って,勝手に入ってってヨロシ,
個数を告げてお金を払います.

こんな感じ.
ちょっと見えにくいかな.


注文 & 精算が済んだら,引換券となる番号札を受け取ります.

ちょっとしたニアミスあって,最大パックの 12 個をオーダーしてしまう (笑
これからまだまだ色々食べたいのに...

自分の番号が近くなったら,
これまた,もりもりと人ごみかき分けて,自分のチケットをお店の人に差し出します.

この辺り,お客さんがいつもいっぱいだから,結構勇気が必要かも.

待っている間は,
店先に持ち運びのビニール袋とか,食べるのに使う串とか,調味料があるので準備に充てることオススメ.

調味料は辛いのと...何だっけ,忘れちゃった.
写真撮っておくんだった.マタカヨ prz

番号の呼び出しは,勿論,結構に適当 (笑
自分の番号もピンポイントでなんかでてこないケースもあるみたい.
自分の番号がちょっと過ぎたあたり,もしかしたらちょっと前でも良いかも,でアピールする感じで良かった.
実際,自分が受け取った時,150番台の番号札出してる人もいたし.
それを見て,お店の回転は結構早いんだ,というのが分ったりもします.

食べるスペースを求めて移動.
こんな感じ.


移動した場所が,蛍光灯ぼんやりの暗い路地だったのもあって,緑がかってますが...

辛い調味料は,やはりさらりと甘いのがあるのを知り,殆ど使わず. そのまま食べても十分.

暗い街角で,缶ビール片手に夢中で生煎包むさぼる画なんて,いま思うと怪しいですね.

結局,12 個,ぺろりと食べましたよ.
満足,満足.

あぁ,思い出した. また食べたい...

'雞房重地鹽水雞'

臺灣料理で大好きな料理のひとつ,鹽水雞.

やはりコイツを食べたいっ,ってことで再訪.


今回は前回と違って,大きな騒ぎを起こすことなくスムーズに注文しましたよん :)
番号札も冷静に受け取れたし.


そういえば,今日のお父さん,簡単な英語通じたな...恐るべし.


鶏肉 1/4 + 3 品 コースを選択.
追加した 3 品は,鶏のトサカ,米血糕,そして桂竹筍. 本当は蓮藕,レンコンを選択したんだけど,ない,っていうから米血糕に.

そんな感じで終了.

ビール 3 本っ (笑

あと,そうそう.
龍泉街ですれ違う多くの人達が手にしている "アレ" が気になる,と言うので,
その列を辿って見ると...

着いたお店がこちら.


前知識なしで訪れたのですが,美味しかったですよ.
これもどうやら臺灣特有の食べ物みたい.

でかい米血糕を,ちょっと甘い辛めのタレが入った壺に突っ込んで,タレピーナッツの粉まぶす,という料理.
パクチーが実にいい味を出している.
パクチーインパクトと言うものを,はじめて認識させられた.ぱくちー,すげー.

'一吃獨秀'

で,やっぱり臭豆腐食べたくなる.

緑の臭豆腐のお店,というのがあるらしいのでソコ行ってみよう,となる.

しかし,これまた臭豆腐のお店探しで,夜市内をグルグル.
...ないない.一向に見つからない.

まぁ,参照した情報のエントリーが 1995 年とかだからなぁ,と歩きながら調べていると,
どうやら夜市の中と別に,夜市から外れた所にもお店を構えている,という情報をポツポツ見るようになる.

確かに google map で調べてみても,ピンが落ちるのはお店の方.
つまり,夜市中からは撤退していた,ということ?

夜市のエリアから見て,
最寄駅 '台電大樓站' の向こう側で,さらには,むしろもう一つ行った '公館站' に近かったりする.
結構遠いかもしれないけど,折角だし腹ごなしも含めて行ってみましょう,となり脚を運ぶことに.

心の準備をしたのあってかもしれませんが,そう思う程遠くはなかった.

でちょっとウロウロして,
これまた思った以上に地味な場所に,ヒッソリと.


お店に入って正面奥のカウンターでお姉さんが切り盛りしている様子から,
オーダーを入れるのはコチラだろうと,お店のひとつに直接入れます.
臭豆腐一つ,指差しでお願い.

そして適当に目についた空いている席に着く.
2 人と 4 人掛け用のテーブルが,9,10 程度.
空いてるのは,2 テーブルくらい.
結構お客さん居ますね.

舟の形をした皿に盛られて出てきます.
こんな感じで.


確かに緑系の色であることが,外からもホンノリとわかります.
さらにお店の蛍光灯も,ちょっと緑が入っているようなエフェクトもあり (笑

舟の皿の中に,デフォでタレがあるのですが,
周りを見ると,皆さん,容器に入った唐辛子の調味料,豆板醤だと思うけど,を掛けながら食べている.

この調味料は,
各テーブルに用意されているわけではなく,
使いたかったら,他のお客さんが着いているテーブルから,容器ごと取って来る感じで,お互いにシェアしている様子.

着いたテーブルにはなかったので,
思い切って,一応食事を明らかに終えてらっしゃるテーブルを選びつつ,緊張しながら一応 "ちょっと頂いていきますね" な雰囲気出して,調味料の容器ごと自テーブルに.

色が特徴的なだけ,もっと何らか癖があるものか,と思っていたらそう言うものでもなく.

あと,こちらのお店も,
豆腐を小さく切った状態で揚げてますので,
食感として,揚げたサクサク感がちょいと強調されます.

おいしいね.来てよかった.
豆板醤はかけた方良い.


臭豆腐を食べているなか,お店のお姉さんが,
「これお店からのサービス」って持ってこられた.


嬉しい.
勿論ありがたくご馳走になることに.

この麺線っぽいのこの食べ物.
料理名の字面から,どうやら麺はお米が原材料になっていると....ってことは,ビーフン?

スープは,"おれっ,出汁っ" ってくらい出汁が前面に出ている.
このインパクトに,まずビックリ.
日本で言うと鰹出汁といったところかしら."かーつーおっ" な押しがあります.
少なくとも自分が食べてきた中での話ですが,調理として,こんなにも出汁出汁した調理センスで作られる食べ物,って思いつかない...

一方麺の方は,臺灣の麺食なので,とってもフニャフニャしたものを想像していたら,あまりそれ程でもなかったです.
先にも書きましたが,麺線,っぽい感じで対峙したので,
これまでに見てきた,多くの先人の方々のコメントにあるよう,もっとボンヤリとした味なのかと思ったらそうでもなく.
むしろ個人的には,結構濃い味付けだな,と思った.

実は,臭豆腐食べている段階で,
お腹の状態は "もう十分" な状態で,サービスを頂いた時正直面食らったのですが (笑
何かスンナリとお腹に収まったです.
結構,軽い食べ物でした.


ということで,本当の麺線への興味がアガる. 麺線は,今回の旅行で最も体験したい食事アイテムの一つなだけに.

お店の人に,ありがとう,とご馳走様を言ってお店を後にする時,
お姉さんと,たぶん奥にいたお母さんが,わざわざこちらに バイバイ,と手を振ってくれたです.
商売とはいえ,旅路でのこういう体験は "ならでは" でありやはりいいものであったりします.

というか,麺線 って何からできているのだろう.

そんなこんなで,3 日目も おしまい. まんぞくっ!