鉛温泉.花巻@岩手 2013.08 1日目
今年の夏は,岩手県は鉛温泉に 3 泊 4 日.
猛暑猛暑言われているが,それでも東北はいくらか涼しいだろう,と思っていましたが,ぜんぜん...
やはり日中はこちらも暑い暑い.
さて初日.
仙台駅で待ち合わせをし,レンタカーを調達.
午前 11 時過ぎに出発.
ちょっと出遅れてしまった orz
実は先日まで別件で借りていたレンタカー. こいつに iphone 充電用に使っていたシガーソケットのアダプタを装着したまま返すという失態.それに気づいたのは,前日の夜中でどうにも取り返しはつかず.あきらめる.
仙台駅への移動中,どうしようかなー考えたが,やはり必須アイテムだと思い,早めに着くのもあって移動しながらではなく,購入確率がより高いと思った駅周辺の電気量販店で購入することに.
と.あるだろうと思っていた,その量販店はない...
斜め向かいのブロックに移転.
そして探しているアイテムがなかなか見つからず,グダグダ.
見つけたので,買ったら買ったで,今度は出口が分からず,アタフタ...
わけわからんっ.
むだにイライラ(笑
志津川でキラキラ丼
今回は,車移動ということでルート選択の自由度が高い.
ということで,
最短距離という選択は,あまりに野暮だと,
そして,行きに関しては,ゴールまでの時間的なプレッシャーが軽いということあって,積極的に遠回りのルートをとることに.
そこでプロットしたのが,志津川.
志津川.
実は,今年の夏旅行の候補地として,最後まで迷った土地のひとつだったりもするわけです.
結局,去年は海だった,言うことで別の場所にしたのですが.
で,その旅先候補の中で見ていた地元の観光サイトで目にしてい「キラキラ丼」.
あてがわれる pr のままベタに,お昼はこの「キラキラ丼」なるものを,と言うことでプロット.
そのあまりにも怪しいほどにヒネりない戦法に,いつもなら避ける自分なのですが,めったにない機会であるというのと,逆にどんなもんだろうか,という怖いもの見たさに,自ら網の中に飛び込んでいくことに.飛んで火にいる夏の虫っ,と.*1
移動しながら,観光サイトに紹介されているお店の中より候補を絞り,休業日に当たらない 2,3 の店をロックオン.
と,まだ先だろうと走っていたら,右手に良く分かんないけど賑やかなスポットが目に留まり,訳分からないまま車を入れる.
すぐ離れるつもりで.
ところが,ここが目指していた '南三陸さんさん商店街' らしいということに気付く.
気になっていた店があるし,やっているということで,ここでお昼ご飯.
'弁慶鮨' というお店.
午後 02 時と遅めの時間帯ですが,2 組ほど待ちが入ってる状態.どれも 7 人とか,6 人とか大所帯(笑
こっちは 2 人なので,ユニットのスケールを考えると,もしかしたら早いかもね,って話していたら,そうじゃなかった.それでも,思った以上早かったり.
つーことで,ほい.ウニ丼.
お店の方が運んでこられた時「醤油がジュレになっております」な感じの事言ってて,ふーん,思ったけど...
この扱い方がまったく分からず...
どう食べるのがスマートなのか...
ちょっと遅れてワサビと醤油皿頂いたのですが.
これをもって醤油ゼリーの立ち回り方,ますますわからなく...わさび醤油を作る.
こんな感じで,
解答への欲求不満は,食べ進むほどに増すばかり.
「なんだろう,なんだろう...」と終始,落ち着かなかい気分のまま食べ終える.
居心地悪い,というか,こういうのが "気もそぞろ" と言うのでしょうね.
食べることに全く集中できず,食べ終わるまで無言,という恐ろしい風景を晒す(笑
...どんな食べ方が正解なのか,知りたいです.
結論.
勿論,美味しかった.
で結構,思った通りにフツーだったね,と言う印象を確認し合う(笑
そして途中,いわゆる奇跡の一本杉を横目に走る.
風景,もちろん震災直後のものからとは良くはなっていますが,想像していたほど変わっていなくて,色々な部分で悲しくなりました.
さらには,ここで起こったあの映像を思い出しちゃって...
まだ時間は必要なのでしょうが.
大理石海岸
大理石海岸に寄ります.
本当に静かな海でありんす.
藤三旅館 @ 鉛温泉 へ
このまま,今回の宿とする藤三旅館へ向かうことに.
今回の全泊,四日間をこちらで過ごすことに.
こちらの宿,旅館部と自炊部とに館が分かれている.
ウチは今回,自炊部をリクエスト.さらに全泊純粋に自炊.きらーん.
自炊部で食事付きというのもあるらしいですが,多くの人がそうなのでしょうね. 予約は電話でさせて頂いたのですが,応対してくれたお父さんに,ご飯は一切いらない旨を伝えたら,ちょっと驚かれたようで「ほうー...」と言われた.珍しいのかな.
実際,食事は各自室に運ばれてくるスタイルで,食べ終わったら廊下に出しておくみたいなのですが,その様子見ると,周りはみんな食事付けていたな.
自炊はむしろ少数派みたいよ.まぁ,お盆時期に来るような客層だから,というのもあるかもねん.
うちらは,
食事の時間やら何らかで干渉されたり,時間に縛られるのが嫌だし,料理すること自体面倒だとも思わない,むしろそれが楽しいかも,と思っていたので.
ウチらは全部自炊にしましょう,と.
そう言うことですから食材など買い出しが必要.
宿への途中,おっきなショッピングモール '銀河モール' にあるスーパー 'JOIS' へ.
初日の夜は,あまり作ることに注力する余裕は無いだろう,とお互いに考えていて,この日は出来合いのもの,お鮨とか,刺盛りとかメインがいいかもね,話していて.
で,
何やら,行きの新幹線で,花巻にあるスーパーのチラシを,ネットから引っ張ってきて一通りチェックして来たらしく,
この日の 'JOIS' での特売のひとつに鮨があると言う.
その日の特売をまるで地元民が如く把握してる.さすがね.
この日特売のお寿司と,これも特売のカキフライ,そして次の朝用の具材やら調味料などを適当に見繕い,上手に買い物をしましたとさ.
勿論,お酒はいっぱい(笑
これら抱えて宿に着.
着いたのは午後 07 時くらいで辺りはもう暗く.
宿に入ると,帳場で手続きを済ませ,部屋に.
途中,各お風呂や施設の説明を受けつつ,こちらです,と部屋の扉を開くと...
外を流れる川の音が結構,豊かなことに結構驚く(笑
今回,
宿のお伺いをした時,運よく,渓流側で鍵着きのお部屋が空いていたのでリクエストをさせて頂いたのですがね.
いやこんなに大っきな音だと思わなかった.もちろん,眠れないレベルのものではなく.
と,セレモニーを一通り終え,「ではごゆっくり」に「お世話様です」と.
荷を解き,冷蔵庫に飲み物を入れ,まずはお風呂か.
お風呂は 4 つ? あるらしいのですが,宿で思いっきり迷う(笑 目の前にあったお風呂でテキトーに済ませる.
実は自身,温泉というものに執着も興味もあんまなかったりする(笑
と言うか,大衆浴場というものがどうも苦手で(笑
さっと上がって,ビールを飲んで待つ.
そんなこんなで,一日目終わり. おしまい.
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*1:だって,こういうのってイワユル "都会の人(知らない人)は騙される" 系でしょ?(笑 逆にどんなものだろー思ったので.