臺湾巡り 2012.04 3日目 (2/3)

3 日目.その 2 ん.


臺北
  • 食,朝は勿論豆漿 '阜杭豆漿'
新竹
臺北
  • 食,師大夜市 '許記生煎包' → 移転...
  • 食,師大夜市 '雞房重地鹽水雞'
  • 買い物,スーパーマーケット '頂好 welcome'
  • 食,'北平上園樓'

注) « が当エントリー内で触れているアイテムです.



おおよそ 30 分程度で 北埔 へ到着.
復路側の停留所と時刻を確認して,移動開始.

帰りのバス停

食,'老街一口菜包'

その時の立ち位置から近い,ということでまず '老街一口菜包'.
店構えこんな感じ.
'老街一口菜包'
 実はお目当ての店がココだと思わなくて,勘違いして隣の店に入った.実際,席を用意してもらい,頼むものを選ぶ態勢まで行っていたのです.
が,席に着きつつも,"どうも違うなぁ..." と.

何かすっきりしないので,思い切って,今一度通りに出て改めて辺りを見渡してみる.

で,やっと気づいた.

目にする露出度の割には正直,どうも存在感が薄く,お店だとすら思わない程.
さらには商品の陳列はなく,発泡スチロールのボックスが2つ置いてあるだけ.
お店のスタッフは誰一人スタンバイしていない.

...これは見逃すよ.

恐る恐る,外から店の中の方へ声を掛けて...でやっと出て来た.(笑
まぁ平日だからなのかな,とも思ったけど,始めて行く方はちょっと注意した方が良いかも.

こんな感じ.
'老街一口菜包'
皮がこんなプニュプニュした感じだと思わなくて,その胡麻饅頭に似たビジュアルから,もしかして甘い? 失敗したかも! と心配になったけど,そこは違かった.

バリエーションとしてもう一つ,皮に何かの草を練りこんだ緑色のもあった.おねいさんは,そちらを.
値段は同じ.中の餡も,皮の色が違うだけで同じような気がします.

次に,今度はお昼を食べよう,ということで店を探す.


食,昼は '北埔食堂'

あまりにも分からなかったので,変なことはせず,初志貫徹で '北埔食堂' でとることに.
外から見たお店の雰囲気に,やめておいた方がいいかなぁなんて,やはり怖気づいたけど(笑

外では常連らしきおじいちゃんがお二人,ニコニコと陽気にお茶を飲んでいる.やっぱり声おっきい(笑.元気.
'北埔食堂'
壁にかけられているメニュー
店内.お好きな席に...
お店に入ると,好きな席につくよう導かれ,
メニューが書かれた注文伝票と一緒に,外国人用とかと書かれたメニューが用意される.


頼んだのは,3 品.
まずは '炒板條'.
'炒板條'
定番らしいですね.米の粉から作った麺とのこと.日本でのいわば "焼うどん" みたいなものとか.確かに.
臺灣の食文化における麺というと,どうしても柔らか過ぎてあまり良い印象がないのですが,これはそうでなかった.細かい食感忘れちゃったけど,かなりモチモチ感に満ちていたような気がする.

次,'薑絲大腸'.

'薑絲大腸'
これが美味しかった.今回の旅行で最も気に入った料理のひとつ.
注文をとったときお店のひとに,酸っぱいけど大丈夫,な事をジェスチャーで伝えられた.
勿論,酸っぱい系の味には全く抵抗ないし,酢が効いているということは他のレビュー見て知っていたことではあったので大丈夫と.
結果,ちょっとどころか,思った以上に酸っぱい.
いいっ!! こういうの好き.

お肉をご馳走として好んで食べない僕だけど,これは美味しい.また食べたい.

そして '蝦公蛋'.卵焼き.
'蝦公蛋'
味は普通だけど,外がカリっとしていて,この食感がとても良く印象に残っている.
この料理が来る間,それまでは聞こえなかった,油で炒めてるいるか揚げているような音が結構派手に聞こえていたのが印象に残っていて,もしかしたらコレの音かなと思いながら食べた.

ということで,残さずに頂き,ごちそうさま.
'北埔食堂' ごちそうさまでした.

ここで改めて,これからの予定どうしようか,を考える.
ちょっと忙しいかも,と思いながら,13:30 のバスに乗ることに.

それまでに,街を見て回りましょう,となる.


北埔老街

"何か下調べとかした?" お互いに "no" (笑.
危険だが気の赴くままにブラブラと.
僕はこういうの好きだけど.
北埔老街.散策開始...
勿論,どこ歩いているのかはよく分っていない.
北埔老街で

北埔老街に
北埔老街を
途中偶然入った小路で,"あ,これなんだ"と.
"叮咚橋" とかと言うらしく詳細はコチラが詳しい.こちらのサイトを見てて,昔の人達のそんな知恵に面白いセンスだな,とボンヤリながらも記憶していたので.
昔の人の知恵だそうです。ここの敷石は不安定に敷かれていて、この廊下を通ると石がガランゴロン(ディンドン)と鳴るわけです。
地元の人は判っているので静かに歩きますが、外からの人が知らずに勢いよくここに踏み込んだら大きな音が鳴るので、町の人達は敵が来たと認識したそうです。
だそうです.
確かに,カタコト と鳴る.
 "叮咚橋".ディンドンチャオ と読むらしい.
ぬこ.
いらっしゃい
ここら辺りは,お茶やら,干し柿等が特産品としてお土産になるらしい.
おねいさんはお茶を買い,干し柿を物色し始めた頃に,バスの時刻が近づく.
通りに出ると既にバスが.乗ることをアピールするために走って近づくことに.
するとさっきと同じ運転手(笑

thsr 新竹站に戻る.


食,'新竹黑貓包'


thsr 新竹站 に着くや,今度は更に高鉄の新竹站へと移動.
ターゲットは '新竹黑貓包'.

無料シャトルバスが出ているとのことで,それを利用.
'新竹黑貓包' を目指すならば,'東門市場' までではなく,そのひとつ前 '北大教堂' で降りる方が近いらしいことに,おねいさんが気づく.マップで見てみると,なるほど,近い.

この発見,実に大きい.

"高鉄の新竹站からタクシーで7,8分,徒歩で20分" とかっていうのばかり目にしていたので,僕自身歩くのには抵抗はないし,幸い天気も悪くない,更にはカロリーコントロールの為にも良いのではないかしら?,なんてなロジックで徒歩移動と決め込んでいたのですが,今回みたく時間をより有効に使いたい状況下においては大変助かる.

でかした,ということで,一か八かではあるものの,'北大教堂' で降りることを決める.
'北大教堂' で降りるれろ
帰る時のバス停の位置と時間を確かめ,いざ '新竹黑貓包' へ.

行き当たりバッタリに iphone でナビりがならで,バス停から,ものの 3,4 分程度でお店に到着.
'新竹黑貓包'
早速,一つずつ注文.
こんな感じ.確かに,非常に様子がヨロシイ.
'黑貓包'
大きさは,掌より一回り小さいくらい?

一口かじって見ると,何か皮が 2 層になっているみたい.この写真撮っておくんだったな.
やはり出来立ては美味しい.皮はふっくら,しっとり.餡も申し分なし.

お互い1個食べ終わってから,どうする? と.
すぐ帰っちゃうか,この辺り観光するか? でもどちらも何も下調べなし(笑


ということで帰ることを選択(笑

いっこの饅頭.ただそれだけの為(笑
帰る時,饅頭もう一個食べようか,とっても迷ったけどお店を後に.今思えばもう一個食べておけばよかったと.

しかし,饅頭 1 個のために,こんなに手間かけて移動するなんて.
なんて贅沢なのかしら(笑
こんな振る舞いは,嫌いではない(笑 何か個人的に "これこぞ大人の旅っつーもんね",なんて妙なロジックで悦に浸ったりして.あは.

ということで,先のシャトルバスを利用して '新竹黑貓包' へ向かうのならば,'北大教堂' で降りられること,お勧めです.
ってそんな人いないか(笑,

これを贅沢というのか,無駄というのか,こんな感じでミョーな新竹廻りは終わり(笑
thsr 新竹站へ向かい,臺北市内に戻りますよ.