東北三陸(大槌.岩手,北山崎.岩手) - 2018.08(1/4)
この夏も岩手の三陸の海沿いを狙いました.
1 泊目は大槌町,藤原民宿.
2 泊目は田野畑村は北山崎の,しゃくなげ荘.
そして 3 泊目は,再び藤原民宿さんにお世話になり,晩ご飯は外で,とゆコース.
アウトライン.
1 日目
2 日目
- 朝ごはん@『藤原民宿』in 大槌町.岩手
- 寄り道,『やまだ観光物産館 とっと』
- 寄り道,『道の駅 たろう』
- 『三王岩』
- 『龍泉洞』
- 寄り道,『道の駅 いわいずみ』
- 寄り道,『道の駅 (田野畑)』
- お宿,晩ごはん@『しゃくなげ荘』in 北山崎.岩手
3 日目
- 朝ごはん@『しゃくなげ荘』in 北山崎.岩手
- 『サッパ船アドベンチャーズ』
- 震災遺構『明戸海岸防潮堤』
- 『浄土ヶ浜』
- お昼ごはん@『やまだ観光物産館 とっと』in 山田町.岩手
- 第二幼稚園!!
- お宿@『藤原民宿』in 大槌町.岩手
- 晩ごはん@『凛々家』in 大槌町.岩手
4 日目
- 朝ごはん@『藤原民宿』in 大槌町.岩手
- 『吉里吉里海岸』
- 『蓬莱島(ほうらいじま)』
- 寄り道,『芳賀鮮魚店』とか...
- 寄り道,『母ちゃんハウス だあすこ 沿岸店 大槌町沿岸営農拠点センター』
- 寄り道,『魚よし (@大槌マスト店)』
- 寄り道,『サン・フィッシュ釜石』
- 『碁石海岸 & 碁石浜』
- 寄り道,『道の駅 大谷海岸(気仙沼市農林水産物直売センター)』Again!
- 寄り道,『道の駅 津山 もくもくランド』Again!
- 寄り道,『道の駅 上品の』Again!
- 晩ごはん@『大かまど飯 寅福』in 仙台駅
予定通り,午前 10:30 にレンタカーを調達し,出発.
道,お盆の帰省時期のピークも過ぎ,平日だから空いているかと思っておりましたら,逆に,平日モードなのだからなのでしょうか,思ったより混雑していて思っていたほどスムーズに進まず.
先行きを案じ,Google Map のナビに導かれるまま三陸道へ.
多賀城から.
数十メートル程度手前で,この三陸道が有料であることを知り,あわてて ETC カードをセット.
...するも認識エラー笑.
仕方なく一般ゲートへエントリしたそのタイミングで ETC が認識されると言う.バックミラーに目をやると後ろにすぅーっと車が.
幸先悪し.
有料区間は,鳴瀬奥松島まで.
チケットに,ETC がある場合はもぎりの人にその旨を伝えて,と記載があったので係員の方にお伝えすると,「割引になりませんけど,いい?」で ETC カードをお渡しし,清算.
料金は,七百ん十円.細かい金額憶えてません.
ETC カード,利用を想定していなくとも,持っているのだったら素直に準備しておいた方が良いことを思い知りました.
お昼ごはん,ランチ難民@気仙沼市.宮城
朝は早かったし,摂った朝食もヨーグルト,ん?牛乳だっけ?,だけだったかとかで,腹減ってきたのたまふので,早めのポイントでお昼ごはんをとることに.
幾つかの選択肢の中で,落としどころとなったのが気仙沼.
とはいえ,"早めの" つもりが結果,何だかんだで,午後 1 時を優にまわり...
いや,ですね,
ここでは,実に稀有な体験をしましたよ.
こういう感じ.
北かつまぐろ屋 田中前店
移動の車中,行きたいお店を絞っていき,散々迷った挙句,決まったのが『北かつまぐろ屋 田中前店』.
臨時休業...
お食事処浜の家
では,と,チョイスの段階で,最後まで迷ったもう一方のお店にしましょう,と向かったのが『お食事処浜の家』というお店.
スッゴイ行列...
意味ない列嫌い.
待つの嫌い.
こういう時間の使い方,嫌い.
止め.
ここで予め決めてきた行きたいお店のネタは尽きます.
寿ゑ泰鮨(すえひろずし)
そんな状態なもので,「こんなんもありますね...」程度に目を付けていたお店のひとつ,『寿ゑ泰鮨(すえひろずし)』へ向かいます.
で,迎えられたのは,臨時休業.
あはは...
お食事処浜の家 再び
もしかして,こうやって時間を消費している間にも,あの混雑は収まり状況は変わっているのではないかとの淡い期待をもって,改めて『お食事処浜の家』へ向かってみることに.
列がなくなっている!
駐車場も空いている!
と期待を背負って店に近づくと.
待っていたのは,準備中という看板...
ランチ終了.
午後 02:30 までとあったらしいのですが,02:00 で終了とのこと.
あは.
和食処海舟?
これも上の店同様のモチベーションのレベルで,行ってみますか,となりました.
いや,待て,向かう前に時間を調べておく!,と,調べてみた結果,...午後 02:00 まで.
終~了~.
お店にはことごとく嫌われ,らんち難民状態.
ここまで徹底していると,むしろ笑う.
という事で,この惨劇にかえってスッキリしちゃって*1,結果,お昼ごはんはスルーすることに🙃
気仙沼を後に,国道 45 号線をひたすら下ります.
寄り道,『道の駅 さんりく』@大船渡市三陸町.岩手県
45 号線を陸前高田まで辿り,陸前高田長部ICから三陸道へ上ります.
出汁をとるための昆布と煮干を色々見て探したいとおっしゃっておりましたので,極力,道の駅や,目についた程度で地元の海産物を扱うお店に寄るようにしましょう,となってます.
と,ここでおねいさん,ランチの代替として,柿のソフトクリームなるものを食し.
もう夕ご飯も近い時間帯にもなったので,無駄にお腹に入れず,と.正解だと思います.
当地の特産「こえだ柿」を使った日本で初めての柿ソフトクリーム
via. 道の駅さんりく:ファーストフード漁火
なのだそうです.
曰く,風味はあるらしくも,思ったほどのインパクトはなく,普通だったそう.
せっかくなのでメモっときますが,
実は途中,「ウィダーでもいい」まで言ったほどでして.
さすがにそれなもったいないでしょ,と.
それほどお腹空いていたようです.
健康で何より.
あとこの日なのですが,とにかく天気がコロコロ変わる.
移動中,ピーカンだと思ったら,急にそれこそバケツを返したような雨に見舞われ,と思ったらカッキーンと太陽が照りつける...を繰り返され.
この時も,施設内を物色中に想定外の雨にたたれ,勿論傘なんか持っておらず.雨の中を車まで走らされましたとさ.
このところの天気,いや地球?,やっぱやはりおかしいのだろうか,なんとかボヤきながら.
さて,ここからは,宿へロックオン.
お宿,『藤原民宿』@大槌町.岩手
舌の根も乾かぬうちに途中,釜石にあったイオンへ寄ります.
と言いますのも,途中,部屋着となるようなもの持ち合わせていなかったのに気付いて,なかったら困るかもと,イオン内にある UNIQLO で何とかステテコってなものも買っておきました.*2
気仙沼で走っている時にも UNIQLO あったじゃん,突っ込まれながら.
で,ついでに?,いや "やっぱり" なのでしょうが,宿用に期待を込めての😎,酒を調達.
ほどなくして,宿に到着.
45 号線からヒョッと入って,路線の,おそらく山田線だと思う,高架をくぐるとすぐ.
道端には提灯が吊るされていて,お祭りでもあるのかしら,と言いながら到着.
到着
車は,宿が建つ敷地とは別の目の前に,空き地っぽいスペースがあり,そこが駐車場とのことなので,そちらへ停めます.
乗用車ですと,6,7 台は余裕で止められるのではないでしょうか.でも 10 台は無理かな.でも結構広いです.
宿のエントランスまでは,駐車場から宿へ繋がる上りの短い坂道がありますが,舗装されておらず砂利でして,これは駐車場も一緒です,キャスター付きのキャリーケース,いわゆるゴロゴロ?,を引いて行くのには難があったりします.
が,そんな小さい事は気にしない.持ってけ!
宿に上がると,お風呂とかトイレ等,一通り簡単な説明を受け,部屋に通されます.
六畳の畳部屋.
布団は既に敷いていただいておりました.
ひと通りの オリエンテーションを終え,チャレンジ開始.
飲み物.
つか酒なんですがね😅.
そういえば以前もこういうような事あったような,と.
同じミスを繰り返す.馬鹿っ.
予約時,事前に確認しておくべきでした.
「あの,飲み物とかなんですが,...」と,そっと切り出すこちらの問いに対し,喰い気味に「飲み物は持ち込みなの」との回答😍
有り難く,冷蔵庫のスペースをお借りさせて頂けるようお願いをする.
お言葉に甘え,先ほどイオンにて調達したお酒を,そろそろと取り出し,お渡しさせていただきました.
晩ごはんは,06 時からとのことでしたので,それまでの間に一杯乾杯しましょう,と*3再び車に乗り,通りがけ見かけた近所のツルハドラッグへ.
おつかれ様乾杯用のビールだけでなく,ワインボトルも買いましたとさ.
もう,だめですな🍺
晩ごはん
ご飯は,専用のお部屋があり,そちらで頂くのだそう.これは朝食も一緒.
はい,どん.
個人的には,塩辛が,そして海鞘があったのが,凄く嬉しいかったです.
上写真,左上から,各ライン毎に.:
- 鮭の味噌焼き?,っぽいやつ
これは蓋をして,火にかけます. - 烏賊の謎的なフライ
- 刺身
- 海鞘(ホヤ)
- 帆立
- 謎の肉団子*4
- オレンジ
- 塩辛
- キムチ
他のお家の料理として,他のお家の塩辛を食べる,と言うのは初めての経験で心踊ります.
結論としては,自分が作る塩辛は,いかに塩っぱいかが勉強に.
ついでの,蛇足な余談ですが.
実家の塩辛には,味噌が入っていたりします.*5
その辺りのレシピについては,作る人の土地柄とかでるんですね.
以前にも母と話したことがあって,これは母の母,つまり自分からの祖母の調理が,そうだったらしく,これは海の街ではないなりの発想なのだろうかと思ったり.
最後に,今回のごはんで惜しいな,と思ったのが,謎の烏賊のフライ.
フライなのですが,冷たくて...
がっちり完食.
ご馳走様でしたっ.
ちょっと,藤原民宿さんについて
こちら藤原民宿さん,自前で HP と言ったものは持っておらず,
さらには,個人的にはこういうのが好印象だったりするのですが,旅行口コミサイトやくそみたいな宿予約サイト等からブッキングするような仕組みは設けてもいません.
情報も多くないし,あったとしてもその情報も古かったりするのもあったので,ここで恐縮ではございますが,軽く触れておこうかと思います.
外から
宿の外観は,黒が基調の建物.
前述通り,藤原民宿さん自身の HP は持っておらず,他の組合等の紹介サイトにアクセスすることになろうかと思うのですが,そこにある宿外観の画はいずれも古いもののよう.
むしろ,Google Map のストリートビューの情報が正しかったりします.
駐車場については,上述通り.
内から
どこを切り取っても綺麗.
"民宿" や "旅館" に対し連想されるような,いわゆる "ザ・昭和" なイメージは全くございません.
嗜好によっては,残念ながら,なのかもしれませんが.
エントランスから廊下が真っ直ぐに伸び,足元に 3 つ? ほどの照明がレイアウトされてまし
トイレ,バスも,そのデバイスからしてどれも新しいテクノロジ搭載だったりして,綺麗で心地良い限り.
トイレは,もちろん男女別*6.
で,"入ると便ふたオープン",と言う感じの綺麗さ.勿論,ウオシュレットです.
そして良かったのが,お風呂.
めっさ,気持ち良かったです.
シャワーはヘッドが幾つかのモード持ってて,好みのモードで気持ちいでですし.
浴槽なのですが,何あれ,妙なフィット感.
そして何気に,横に小洒落た小窓があって,小洒落たエクステリアがあったりします.ちょろちょろ音がしていたような.
せっかちな性格で,夕朝ともシャワーだけで済ませる人種なのですが,...が,「せっかくだから...」的な貧乏性感覚でポッたり浸かってみると,まぁこれ何ですか,正直に「あぁ,気持ちい」思いました,よ.
自分家のお風呂もこんなんだったら,性格変わるかも,思いました.
お部屋
六畳,畳のお部屋です.
おそらく全室,同じ仕様かと思います.
料金
参考程度に,うちらが止まった時点.
一泊二食で,6600/人 でした.
コスパ,いいと思いますけど.
お安い.
ということでして.
いかがでしょうか? *7
お薦めです.
総論としては,おじょうさんがボソッと言った,
「おばあちゃんのお家に来た感じで...」,この感覚は何のひねりもない表現ですが,言い得て妙だと思います.
そんなお宿です.
まぁ,こんなにもモダンなおばあちゃん家,そうそうないでしょうが笑
あ,勿論,親しき中にも礼儀あり,で何卒.*8
といういうことで,この日はおやすみなさいの,1日目はおしまいです.
*1:自暴自棄とも言う?笑
*2:何か別の呼称があるらしいけど,忘れた.つか興味ない笑
*3:それでも呑むか笑
*4:豚肉だと思います.
*5:と言う話をしたら,ちょっとヒかれました笑
*6:民宿,旅館では別じゃないのがデフォだったりするケース多いので,あえて,記載しておきました.
*7:「それ,新しいから,だけでしょ?」
というツッコミを受けそうですが,
この度体感したものは,「それが何?」と,そんな理屈抜きでの居心地の良さでした,と言いたいのですが,いかがなものなのでしょう.
あ,そういえば,こちらの場所でいつから再開したのか伺ってなかった.
*8:つか.
旅を,誰かに用意された,じゃらんとか楽天とか何とかを介して宿泊場所にキャッキャ,ギャァギャァ,グチグチおっしゃるような量産型"ステキな大人達"に荒らされるのは嫌ですが...って,毒吐きすぎかしら.