臺湾巡り 2012.10 1日目 (2/2)

一日目,その 2 っ.


往路,羽田.日本 > 松山.臺灣
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高雄




西子湾に戻り,時間もあるし,腹ごなしも,とゆーことで周辺を歩くことに.

一度ホステルに戻らなければならないのもあって,
'英國領事館' 経由で,まぁ夕陽でもおがみつつ '西子灣隧道' を抜けてホステルへ,というルートを採ります.


英國領事館 方面までの丘を,いわゆる裏側? から通る細い坂路を登って行くことにしました.
理由は単なる好み,です.

個人的には,いわゆる "裏道" な感覚で,静かな通り路という印象だったのですが,今はどうやら観光ツアーのルートになってるようで....中国の人なんだろうな,前みたいな落ち着きは完全に失われてしまってました(笑


路を登りきると,ちょっと小高い所に展望台っぽい小屋みたいなスペースがあるので,夕陽はどうでしょう,と立ってみる.


が,沈む方向に厚い雲がかかっていて,景色は楽しめず.

英國領事館.
前回訪れた時はメンテ中かなんかで入れなかったのですが,その作業も終わっているようで,寄ってみようと目の前まで行ったら...

入場料をとるようになったみたいです.

以前は,とくに入場料を払うことなしに入れていたのですがねぇ.
館の門の前の観光客,そして丘を上り下りする階段ですれ違う観光客の様子を見ると,まぁー今となってはそれも致し方ないかなぁ,とも思ったり.

しばらくして丘を下り,中山大学の敷地から始まる西子灣隧道を抜けホステルに一旦戻ります.



そして,'瑞豐夜市'へ.



食,晩ご飯,瑞豐夜市

前々から行ってみたいと思っていた,瑞豊夜市っ.

高雄にはこれまで 4 回ほど脚を運んでいながらも,
いつも曜日があわず訪れることができなかった '瑞豊夜市'.

というこって,今回初!! 念願です!!

kmrt で西子灣 から 美麗島站 で紅線へ乗り換え.
美麗島站 から左營方面へ 巨蛋站 は 1 番出口,だっけかな? 駅の出口案内のパネルみればすぐ分かると思いますが,を出て,そのまま真っつぐ!!


きたっ.


キラキラでねがっ!!

なんか,ネットで紹介されていたのと違う.

ゲートのデザインが変わったなんて情報ヒットしたことなかったから,こんなんなったのって最近なのかしら.

瑞豊夜市,夜市自身の情報は色々目にすることはできたのですが,
お店単位での情報収集 & 整理に手が回らず,ほぼ行き当たりバッタリで対峙することに.

まずは一周して...


今回いったお店.
  • '科利克 爆漿 雞腿捲'
  • '大長今'? 韓国式泡菜鴨血
  • '邵師傳上海湯包'
  • '徐記香酥臭豆腐'


'科利克 爆漿 雞腿捲'

まずは,見た目,美味そうだな,とじわじわ気になってきた '雞腿捲' なる料理.

何か,鶏皮なのかしら,薄い膜みたいなのでお肉を棒状に捲いて,焼き鳥みたいな焼き機で焼いている.

字から想像するに,中身は鶏なんでしょうね.

お店は,こちら.
'科利克' でいいのかな. お客さんは,ひっきりなしに行き来し,常に4,5 人ほどの人達が列を作っている.


恐る恐る列に入り,
お店のお姉さんに 1 つ欲しい旨を伝える.
勿論現地語知らないからナンチャッテ英語です.

そしたら「ニホンから来たのですか?」と.勿論カタコト.
そんなお姉さん見て,
あぁ,こっちもキチンと言葉覚える努力しなくちゃな,って思いました.

さて.
味を用意されているバリエーションから選び,
番号札を受け取る.
そんな辺りを身振り手振りで教えてくれた.
とても親切.

オーダーを一通り終えて,
「ジュップン,マッテ」っと.
ok,そのあいだプラっとしてくることに.


で10分後.

自分の番号があるのかどうか,分からない感じで戸惑ったのですが,
自分の札より,随分前の番号があったので良しとして,お姉さんに差し出す.
受け取ったのがコチラ.


そう,ソーセージみたいな食感を想像してもらってもいいかも.

鶏肉を素材にした,大きめのソーセージ.

外側は皮っぽいのでパリっプリッとしてて,中は歯ごたえある,これまたプリッとしたお肉.

今回味は写真からわかるよう,辛い目のものにしたので,
まぁ,ビール星人にはたまらない(笑



量的にも,色んなものを食べたいので,これくらいがヨロシ.
コレっ! といった特徴があるモノではない料理っぽいけど,おいしかった.

また来たら,もう一度食べたいアイテムのひとつとして選択肢に挙げてもいいかな,とは思う.



'大長今'? 韓国式泡菜鴨血

次,これ.


最初,一周していた時,注文していたお客さんの背中を通りながら "美味しそうだなぁ" と思っていた店のひとつ.

そして当てもなく歩いていたら再び前を通ったので,じゃぁこれ食べてみよか,と.
何の料理だかよく分かってないのですが(笑
実は今でも...

注文していたら,こちらでも "あんた日本人でしょ" 的な事言われて.
そうだと,答えたら,「似ている,似ている」って(笑

本当によく分らないので,
お店の人の勢いに任せ,適当に見繕ってもらった.

素材の名前を教えてくれながらバンバン素材を入れていくんですが,
終わりの方で「トッポギ,トッポギぃ!」とか,と韓国の食材が出てきた.

このあたりで,あ,と.

辛い,という味覚は大好物なのですが,
どうも昔から韓国の味って苦手で.

ここら辺りでちょいと失敗した感に気づき,テンション下がる(笑

最後に,がっちり辛くしてもらって.
はい.60 元.

おそらく料理名は,素材から,韓国式泡菜鴨血 になると思います.

確かめれば良かった.


お店の名前は.
どれが名前か把握できず,最後まで分からなかったのですが,
後で調べてきたらこんなのあって. 掲載されている写真から,店を構成するアイテムとか容器とか似てるからおそらくコレだろうと.

'大長今'っていうのかもしれません.

間違っていたらごめんなさい.
ってか台湾に来てまで韓国かお orz. な感じで凹む (笑


'邵師傳上海湯包'

次はこちら.'邵師傳上海湯包'.


通りすがりに,店のスペースで食べているお客さんの姿に惹かれて,こちらもフラっと.
特に何の前知識なしに.

看板の写真を指差し,ウェイターっぽい仕事をしているお兄さんに注文.

注文は入ったけど,
何か本当に注文が入っているのか,作ってもらっているのか分からない,フンワリした雰囲気に心配になりつつ,
さらには落ち着く立ち位置も見つけられない状態のまま待つ.

この時は,あぁ,自分結構キョドッテルだろうなぁ,と思いつつ(笑

出来るだろう,時間まで立っていると,
手の空いた,先ほど注文を入れてくれたウェイターのお兄さんが目の前に.
個人的には "ちょっと近いなぁ" な微妙な距離感.
どこから来た,とか幾つかの話を振られるも,
固まってしまってる自分には盛り上がる由もなく.よそよそしくもあり.
何かこういうの苦手(笑

結構待ったかな.

出来たものを受け取ってから,
落ち着いて食べたいので,移動.

夜市の真ん中は,人が通るのもギュウギュ押しながらなので,普通に食べるスペースなんてあるわけない.
夜市の奥の方,サイド的に "裏側" になると言えるかな?,比較的人がごみごみしていないエリアを見つけて,そこで食べることに.

目の前には,とあるお店のテーブルがいっぱいあるんだけど,
そのお店のモノを食べるでもないのに,勝手に座って他のお店の料理を広げるのは,さすがに人として失礼だと思うし,こんな状況の中,落ちつて食べるスペースがあるだけでも良いじゃんと納得して,隅っこに立って食べることに.

蓋を開けて食べようとしたら,

やっぱりお店のオジサンが,こっちに近づいて来て,何か大きな声でまくしたててくる.
あぁ,やっぱりそうですよねぇ,と思いながらも離れようとしたら, 手招きをして,下を指差す...
どうやら,オジサンが言いたいのは "人の店で勝手に食べるな" ではなく,
"立って食べないで,空いてるそこの席について食べなさい",と.

おこられていると思ったら...

ありがとうと感謝の意を述べて,お言葉に甘えて席を借りることにしました.
自分のお店には何も得はないのに,なんて心が広いのかしら.

この出来事は今回の旅行で,
一番気持ちの良かった出来事.

あらためて,臺灣っていいな,と思えて何か嬉しくもなり.

いつまでもこの大らかさは大切にしていてもらいたいものです.

あ,で,料理のお話.
うん,フツー,といったとこ(笑
でもって写真,とるの忘れた(笑

まわりのこんなしょーもない風景は撮って...


食べた後で,同じ店の前をまた通った時やっと把握できたのだけど,
思えば蒸した方を頼むんだったと失敗に気づき,ちょっぴり後悔.



'徐記香酥臭豆腐'

「やっぱ臭豆腐たべたいねぇー」となって再びお店を探すことに.

これが迷った迷った.
道にも,お店にも...

汁モノではなく,揚げたのを食べたい,というのと,
自分が「さっき美味しそう店構えを見たんだけど,どこだっけ...」で歩き回り...

この為に 5,6 週くらいしてるかも.

で結局わからず,疲れもあって,
途中幾度か前を通って,お店の方の雰囲気が良かったのもあって,"気になっていた" とお互いのピントが合ったことでコチラのお店をチョイス.


お店の人に,1 皿頂きたい意思表示をして,席に通される.
席言っても,よくある会議室の茶色い長テーブルが 2 つ,3 つ?,程度だからこじんまりとしたものです.

で,ここは大正解.

ここでは,これまで目にしてきた一つの豆腐,10 * 10 cm 程度?,1 個をおそらく 9 等分の大き目のサイコロサイズに切って挙げているようです.


いわく,大きなままの 1 個を揚げ,さらに細かく切ってから更に揚げているみたいだ,とのこと.

カリカリで,食感も楽しくて,美味しかった.

調味料が色々用意されていて,好きなの掛けて食べるみたい.


周りの人の食べ方を見よう見まねにやってみたけど,
何はともあれ下ろしニンニクを必ずかけることを推します.

その上で更に自分の好みの調味料を加えて.

個人的には下ろしニンニク+豆板醤+酢(白でも黒でも)かな.

合席で座ったオッサンなんか,ニンニクと豆板醤,どっさぁっと載せてた.
また来たい.


ということでご馳走様.
お腹いっぱい.

西子灣站 についた時は,すでに零時はとっくに廻っており.
站は,最終? みたいな雰囲気.人もまばら.
それが定かかどうかわからないけど,最終を逃していたら,と思うとちょっとゾッとするものあり.

宿に戻り,何だかんだで就寝時には午前 02 時までもとっくに回っており.
いつの間にか寝てました,とさ.



そんなこんなで,疲れ切って一日目,おしまい.